現代日本の批評 2001-2016

  • 講談社
3.47
  • (4)
  • (3)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 87
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062208420

作品紹介・あらすじ

40年にわたる戦後批評史をめぐる共同討議・21世紀篇。「批評という病」の回復を目指す東浩紀氏ら若手批評家のスリリングな論考。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういうのも必要というか意義はあるのだろうとは思った。
    だが、論壇一般を批判する人というのはよほど偉くないといかんのではないか。それと、ここで引き合いに出されるのはもっぱら売れた本だが、気になったのは売れた本というのはそんなに偉いのかということで、これでは売れた本のレビューでしかないのではないか。「現代日本思想史」というほどのものなのだろうか。

  • 2000年代以降の批評空間を斜めに切った感じ。東浩紀の立ち位置が今まで以上によくわかった。浅田、中沢、柄谷、蓮見、宮台、東。大体こんなかんじでしょ。

  • 批評が忘れ去られようとしている世の中で、その忘れ去られようとしている過程を年代ごとに紐解いていき、悲観論で終わるわけでなく、時代の空気と格闘し、「観客=外部のアイデンティティ」の復興を模索する。まさに文中で東さんも述べている通り、スポーツと同じ構造だと思った。当事者性ばかりがクローズアップされるが、周囲にはプロになりたい人、アマチュアリズムでも持続する人(趣味の人とも言える)、熱狂的なファン、テレビなどでそれなりに楽しむ観客まで、さまざまな階層の人が世界を形成している。そういう息の長い哲学・理論で思考すること。それはどの世界に生きていても必要な事だと思う。教育の重要性、関わりの多様性、異質なものを受け入れる包容力、人間や組織としての器が試される時代である。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1971年生まれ。作家、批評家。『存在論的、郵便的』でサントリー学芸賞、『クォンタム・ファミリーズ』で三島賞、『ゲンロン0 観光客の哲学』で毎日出版文化賞を受賞。『動物化するポストモダン』他。

「2021年 『ゆるく考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東浩紀の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
劉 慈欣
遠藤 周作
有効な右矢印 無効な右矢印

現代日本の批評 2001-2016を本棚に登録しているひと

ツイートする
×