- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062208611
作品紹介・あらすじ
会社は消えても、社員の人生は続く。
1997年11月の山一證券自主廃業から今年で20年。多くの社員が再就職をしていくなか、最後まで会社に残って破綻の真相究明や清算業務にあたった後列の「しんがり」社員を中心に、同社の社員100人を取材。彼らはあれから20年、どんな言葉を支えに、どう生きてきたか。市井に生きる人々の何気ない言葉が胸を打つ。
清武氏の代表作『しんがり 山一證券 最後の12人』の感動再び。
感想・レビュー・書評
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・戦う君の歌を戦わぬ奴が笑うだろう
・今ここ自分、この合計が私の人生詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「しんがり」がとても良かったので借りてみた。
解雇から再就職というのは本当に大変だなぁと実感させられた。 -
●『しんがり』は、本もWOWOWドラマも大好きなので、その続編(こちらはノンフィクション)版が出たので飛びついた。
●倒産した会社の社員たちから、どのように人生をリカバリーしてきたかを学びたい。
●自分が経験し、実感してきたことと同じ事が書かれてあり、共感出来る部分が非常に多い。今後の人生に参考にしたい。 -
ばらばらとたくさんの人のお話が載っている。
一本一本の話は短かく、全体としての印象は特にない。 -
人生いろいろ、様々。
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・元巨人の球団代表、清武さんの渾身のノンフィクション「しんがり」の20年後を追った作品
・WOWOWでドラマ化され、注目をあびた「モトヤマ」の人たち。20年の過程と現在の仕事や思いが綴られている。
・「しんがり」の原作を読み、ドラマを見ているとこの本を読むことが感慨深い。
・20年前1つの会社の中にいた人たちの思い入れやつながりの深さにさらに感銘を受けます。 -
山一証券破綻から20年。モトヤマ達の魂の叫び。仕事とは、人生とは。『しんがり』をもう一度読み返したくなる作品。
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モトヤマの人たちのその後を書いた本なのである。しんがりを読んだとき、『この人たちはその後どういう人生を歩んだだろうか』と気になったのでこの本がでることを待ち望んでいた。出てくる人たち、みな前向きに生きている人ばかりだったけど、愛する会社がぼんくら経営者の不誠実な経営で消えてなくなった悲しさから立ち直れた人はほんの少しだったように感じた。山一消滅はとてつもない悲しさと怒りを生み出し、その思いはまだまだ沢山の人の心に影を落としている。読んでいてずっと悲しかった。そして、サラリーマンとして今後の生き方を考えさせられる本であった。
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さらりと読みました。