アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 106
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062208772

作品紹介・あらすじ

美味しいって結局なんだ?
「エル・ブジ」、「ガストン」etc.――
数々の名店で修業したシェフが南米アマゾンから教わった
☆☆☆を超え、大地に根ざした“美味しさ“の本質。
川上弘美氏、角幡唯介氏も惚れ込んだ!
グローバル時代の料理界に新風を呼ぶ男がおくる、笑いと感動と勇気のエッセイ。
フルーツみたいなカカオ、濃厚な原種の鶏、カピバラに女王アリ!?
衝撃の食材を、採って、料理して、食べまくる!
○孤立部族の村でスパルタホームステイ
○風邪薬はジャングルのハチミツ
○カカオ栽培の村をフェアトレードで救う

感想・レビュー・書評

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  • 明快で面白かったです。
    サクサクと読了。

    アマゾンの恵み。
    ナスDのアマゾンを見てたから、想像しながら読めた。
    でもテレビで見てるとあんまりアマゾン食は美味しそうに見えなかったからなぁ。
    ブラジルにいた頃、ブラジル人はカピバラは食べるけど、かなり臭いって聞いて、結局食べなかったな。
    アマゾンの大自然の中のカピバラと味が違うのかな。笑
    食は楽しい。

  • 著者の信念や生き様が、有名レストランからアマゾンの奥地までを経験していくなかで、確固たるものになっていく様子が面白い。正統と呼ばれるものへの薄っぺらいアンチテーゼを理屈だけで述べているのではなく、世界各国で広く深く格闘してきた著者の高めの熱量が伝わってくるからこそ、メッセージに強い説得力を感じる。

  • 良かった。よく聞かれる、「最近読んで面白かった本は何?」という問いには、こういう本を答えとして出したい。

  • 「調理場にこもってストイックに料理を追求したいとは思わない。料理人が主役になるような料理を作るのではなくて、料理を通じて、人と人、人と社会の関係を築いていきたいのだ」

    料理に対する情熱が伝わってきました。

  • 料理人を目指す人だけではなく、これから海外で働いたり学んだりしたい人に必読の本。筆者のエピソードや考え方から、海外で生き抜くためのたくさんのヒントが見つかると思います。
    私が好きな某テレビ番組でアマゾンを取り扱っていたのでわかったような気になっていましたが、本書を読み進めていくうちにいかにアマゾンの自然破壊が深刻な状況にあるか痛感しました。『文明』の中で当たり前に日常を送っている私たちは果たして幸福なのか不幸なのか。またアマゾンに住む人たちの生活をそんな私たちが直接的にも間接的にも脅かしている事実に気づかされました。

  • 料理修行ものも結構あるけど、ペルー行きは珍しいかな。ノブの出発点がペルーであったり、よく知らんけど、ペルー・フュージョン料理がオシャレな料理として注目されているとも聞く。ただ、料理の世界ではフランスやそこから枝分かれしたスペインやイタリアの有名店を頂点としており、格付けも西洋人が握っている訳だし、日本料理が評価されていると言っても、それはあくまでスニック・カテゴリーとしてのものであろう。トップ点の「研修生」は料理の世界ではハーバード大生みたいなものとあるが、その経歴で就職も独立もできるのなら、それは意識高い料理人が集まっては来るだろう。日本人が評価されるのはメンタルの強さということもあるが、日本の修行を経験していれば、どんな時でも仕事人として集中できる様にはなるか。

  •  「料理人が主役になるような料理を作るのではなくて、料理を通じて、人と人、人と社会の関係を築いていきたい。」という思想が貫かれている内容である。

     後半のカカオ農園の仕組みを変えていきたいという想いは、まさに人と社会の関係を築いていきたいという動機からだろう。

     「豊かさ」とは何なのか、豊富な食材が揃い「豊か」とされる日本人に、その問いが突きつけられているように感じた。

  • 修行記? 名刺がわりの自己紹介本?

    食材探しの料理人の本ではなかった。
    タイトルにやられた。

  • 日本人の料理人が世界を旅しながら、自らの求める料理を探究するエッセイです。「アマゾンの…」とタイトルになっていますが、半分はアマゾンに至るまでのイタリアやスペインでの経験について書かれています。意欲的な料理人として、独自の視点で料理に挑んでいく姿に、読んでいて引き込まれてしまいました。

  • なんて貪欲でガッツのある人なんだ!
    サル、カメ、カピバラ、謎の虫…食の世界の広さに衝撃。そして生きることと食べることはこんな繋がりを持っているのかとあらためて感じた。
    スリ、どんな味なのか気になる…!

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著者プロフィール

太田 哲雄(おおた てつお)
1980年、長野県白馬生まれ。「NATIVO」オーナーシェフ。
19歳で伝手もなくイタリアに渡って以降、料理人として、イタリア、スペイン、ペルーと3ヵ国で通算10年以上の経験を積み、2015年に日本に帰国。イタリアでは星付きレストランからミラノマダムのプライベートシェフ、最先端のピッツァレストランで働き、スペインでは「エル・ブジ」、ペルーでは「アストリッド・イ・ガストン」などに勤務。現在は、「NATIVO」にて料理をする傍ら、アマゾンカカオ普及のため幅広く活動している。
代表作に、『アマゾンの料理人』。

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