おしごとのおはなし 看護師 すてきな3K (シリーズおしごとのおはなし 看護師)
- 講談社 (2018年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062208833
作品紹介・あらすじ
「ママは通訳の仕事をしているの」。花梨ちゃんが鼻高々に言うと、友だちのりっこが、「希子のお母さんのほうがずーっとすごいじゃん」って言い返した。うちのお母さんは看護師さん。言い返されて真っ赤な顔をして席を立ってしまった花梨ちゃんに、わたしは次の日、こんなことを言われたんだ。
「看護師ってー、3Kって言われてるんだよねー」
「3K」の意味は聞けなかったけど、悲しくて、悔しくて……。
でも、お父さんは、「お母さんが看護師でよかったって思ってるよ」って言うの。お父さんは、その意味をわたしに教えるために、お母さんが働いている病院に連れて行ってくれたんだ――。
●シリーズ「おしごとのおはなし」(第2期)のラインアップ
2017年11月刊
パイロット(吉野万理子)
まんが家(小林深雪)
2017年12月刊
保育士(井上林子)
お笑い芸人(安田夏菜)
2018年1月
新聞記者(みうらかれん)
美容師(市川朔久子)
看護師(いとうみく)
2018年2月
声優(如月かずさ)
プロ野球選手(くすのきしげのり)
スクールカウンセラー(戸森しるこ)
感想・レビュー・書評
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2.3年。親の悪口にもやもや、その後に仕事の姿と患者の声を聞いて誇りに思う、よくある展開ではある。ただ仕事の解説に患者にも医師にも従事することや、いろちろななりかたが丁寧に書かれていて、看護師の働き方をよく理解できるようになっている。
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図書館本。おしごとのおはなしシリーズ。看護師もやってみたい職業のひとつ、の長女に。
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いとうみくさんのおはなしはいつも面白いです。
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看護師さんと介護士さん、私が心から尊敬する職業。ものすごくお世話になった。
尊敬される仕事をしている親の姿を見れるって特別な事だね。 -
クラスメイトの花梨に「看護師って、3K」と言われ傷ついた希子は、母が看護師として働いている病院に父に連れていってもらう
病院で、盲腸で入院している定食屋のおじさん、サッカーができなくなった車椅子の若いお兄さんたちと話すうちに、看護師のしごとの別の面が見えてくる
看護師ってすごい。
「感謝」「希望」「かっこいい」
看護師の仕事は、すてきな3Kだ。
“おはなしを楽しみながらあこがれのお仕事がよくわかる!”
一流の童話作家とイラストレーターがコラボした講談社の「おしごとのおはなし」シリーズ第2期10冊のうちの1冊
絵童話じたてで小学校低学年からの“キャリア教育”にも