おしごとのおはなし スクールカウンセラー レインボールームのエマ (シリーズおしごとのおはなし スクールカウンセラー)

  • 講談社
4.20
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062209434

作品紹介・あらすじ

●主な内容
レインボールームは、小学校の中にある、相談室とよばれている場所のこと。あか、オレンジ、きいろ、みどり、あお、むらさき。元気な子、明るい子、やさしい子、正直な子、まじめな子、ひょうきんな子……。虹みたいに、いろんな色の子たちが集まるところ。
レインボールームの入口京子さんのところに、いろいろな子どもたちが相談にやってきます。

どうして自分を好きになれないのかな? どうして親とうまくいかないのかな? いろいろな悩みに相談室の入口先生はヒントをくれます!

●シリーズ「おしごとのおはなし」(第2期)のラインアップ

2017年11月刊
パイロット(吉野万理子)
まんが家(小林深雪)

2017年12月刊
保育士(井上林子)
お笑い芸人(安田夏菜)

2018年1月
新聞記者(みうらかれん)
美容師(市川朔久子)
看護師(いとうみく)

2018年2月
声優(如月かずさ)
プロ野球選手(くすのきしげのり)
スクールカウンセラー(戸森しるこ)

感想・レビュー・書評

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  • 「おしごとのはなし」シリーズ。

    この本に書かれているように、コロナの前は、風邪でも花粉症でもなくマスクが外せない子が少なくないことに違和感を感じていたけど、心の問題もあったんだろうと思います。

    スクールカウンセラーの配置自体は増えているけれど、相談できているか、それで問題が解決できているか、というとまだまだ、だと思います。

    本当の意味で、すべての子が生きやすい世の中になりますように。

  • スクールカウンセラーのお仕事を紹介する本書。問題はその人のものであり、「自分で気づいてくれなきゃ意味がない」のです。たしかに。レインボールームを訪れる子どもたちに、明るい出口が訪れるよう。

  • おしごとのおはなしシリーズ、「スクールカウンセラー」

    小学校相談室の「レインボールーム」にいる赤毛の人形「エマ」の語り。

    生徒の心に寄り添うスクールカウンセラー。
    学校にはなくてはならない存在。

  • 娘の学校にもスクールカウンセラーの先生が
    週に1度来られるみたいだけど、この本のように
    気軽にフラッと入れるような感じではなく、
    予約をしていないとお会いできない。

    親が予約を入れなくてもいつでも子供が気軽に
    話が出来るような仕組みなら気持ちが楽になる子も
    増えるだろうけど。

    スクールカウンセラーの入口さんが素晴らしい。
    読んでいてとても感動した。

  • 小学校の相談室「レインボールーム」にはいろんな子がやってくる

    男の子だけど女の子になりたいと思っている3年生の出口さん
    教室でマスクをはずせなくなった5年生のなごみちゃん

    「よかったら、ちょっとおしゃべりしてみない?」

    相談員の入口さんが子どもたちの心をときほぐしていくようすを
    相談室にいる小さな人形エマの目をとおしてつづっていく

    “おはなしを楽しみながらあこがれのお仕事がよくわかる!”

    一流の童話作家とイラストレーターがコラボした講談社の「おしごとのおはなし」シリーズ第2期10冊のうちの1冊

    絵童話じたてで小学校低学年からの“キャリア教育”にも

  • おしごとおはなしシリーズ。

    レインボールームとは、舞台となる学校のカウンセリングルーム。そこにいる赤い髪の人形・エマの視点で、スクールカウンセラーの入口さんのこと、レインボールームにやってくる児童たちの様子を語ります。

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著者プロフィール

1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。東京都在住。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2017年度青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定された。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞。その他の作品に『十一月のマーブル』『理科準備室のヴィーナス』『ぼくの、ミギ』『レインボールームのエマ』『すし屋のすてきな春原さん』 (以上、講談社)、『トリコロールをさがして』(ポプラ社)、『しかくいまち』(理論社)、『れんこちゃんのさがしもの』(福音館書店)、『ジャノメ』(静山社)などがある。

「2023年 『ぼくらは星を見つけた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

戸森しるこの作品

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