創価学会秘史

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 29
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062209571

作品紹介・あらすじ

全国800万世帯の信者を抱える巨大宗教団体、創価学会はどのように創立され、発展したのか。
学会が完全に封印し、幻の文書となった会報、機関誌を独自に入手。
浮かび上がってきた牧口常三郎、戸田城聖、そして池田大作の肉声と、言動。
「オーイみんな、僕等は飽くまでも『事』の信仰でゆかう。一歩も履み外さずに『事』でゆくから。理の信仰といふのは、頭だけの信仰だ。思想の上だけの信仰だ。口先ばかりの信仰だ。――お弁当組、忙しい折柄ぢゃが、繰合せて参った上にゃ、呑んでつかはすぞよ!アハ、アハ……」
初期の創価学会は、左翼運動で検挙された元教員たちを取り込み、特高警察や思想検事と手を結んで「転向」を促すことで組織を強化した。
戸田城聖は戦後、出版業や教育産業、金融業に乗り出すが、失敗。学会は、巨大な「集金マシーン」へと姿を変えていく――。

感想・レビュー・書評

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  • 結論、大した秘史は書いてない。
    引用や参考文献は多いものの、肝心なところは筆者の妄想。見出し1つ1つも内容と違って誇大的で、読者を煽ろうとの意図が拭えない。
    読むだけ無駄な本でした。

  • 経済ジャーナリスト高橋篤史氏によるノンフィクションです。入手可能な単著はすべて読んでいるくらいのファンなので、新著が出たと聞いてさっそく読んでみました。

    しかし結論から言うとおもしろくないです。これまで公になっていなかった戦前の創価学会を描く、という意味で確かに「秘史」ではあるのですが、それがどうしたという程度の「秘史」でした。「狸祭り」などなど、それなりに過激な事件ではあるものの、戦後のドタバタ期の話ですし、その後日本にはもっとおかしな宗教団体が次々登場したこともありインパクトはありません。創価学会のインパクトはむしろ「公史」にあるのでしょう。

    関係者とか熱心な創価学会ウォッチャー(アンチ含め)には興味深い内容なのかもしれません。ノンフィクションというよりも学者の研究論文に近い印象を受けました。ハズレの無い作家だったのですが正直なところ今回に関しては期待外れでした。

  • 東2法経図・6F開架 188.9A/Ta33s//K

  • 秀逸なノンフィクションである。しかも創価学会が発行する昭和期前半の機関紙・誌という第一次資料にこだわっており、学術論文に引用できるレベルの高さとなっている。更に感情の暗い翳(かげ)が微塵もなく公正さに心を砕いた跡が窺える。『小説 人間革命』と『若き日の日記』を資料として採用していないのはさすがである。
    https://sessendo.blogspot.jp/2018/04/blog-post_16.html

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。93年早稲田大学教育学部卒業。日刊工業新聞社を経て、98年から東洋経済新報社記者。2009年に同社を退社、現在はフリーランスのジャーナリストとして『週刊東洋経済』、『文藝春秋』、『FACTA』など各誌に中心に多数寄稿。
新潮ドキュメント賞候補になった『凋落 木村剛と大島健伸』(東洋経済新報社)などの著書がある。

「2018年 『創価学会秘史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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