伝わる技術 力を引き出すコミュニケーション (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062209977

作品紹介・あらすじ

名古屋グランパスはなぜ1年で見違えるようなクラブに蘇ったのか。

川崎フロンターレの初優勝の土台はどのように築かれたのか。

ベテランがさらに上手くなり、若手がどんどんカラを破っていく……個人が伸びることでチームは強くなる。

風間監督独特の指導法の秘密は、「伝え方」を考え抜くことにあった。

自分で考えさせるにはどうするか。
「頭の中」を変えるには、何をどう伝えるか。
選手がついてくるために、どんなコツがあるのか。
組織はどうすれば一枚岩になるのか。

人を育て、人を動かし、チームを強くする風間流コミュニケーション術を初公開。
これはスポーツはもちろん、ビジネス、教育などどんな組織でも通じます。

もちろん、グランパス昇格までの1年間、フロンターレの5年間の意外な話も満載です。

感想・レビュー・書評

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00260673

  • 全部伝えない、考える余地を与える

  • 伝え方(あえて伝えない事も含め)によって、彼らの意識、言い換えれば彼らの世界を変える事が出来る。それが個の力の上昇になり、ひいてはチーム力の向上に繋がる。監督としての実績がまだ乏しい著者だけに、本書の評価はあと数年待つ必要があるかもしれないが、若年からドイツでプレーし、異文化間の比較などから導き出した哲学は著者ならでは。本文に頻出する「自分に向き合うこと」はサッカーに限らない根本姿勢で、人の見るべきところを教えてくれる。

  • ・人のせいにするな。物のせいにするな。
    ・相手の人格、尊厳を否定しない。否定してもよいのはプレー(仕事)だけ。感情がもつれていれば、伝わることも伝わらない
    ・「頭の中を変えようと」という意思があるのは、自分で考えている人間だけ
    ・自分に向き合っていない相手は「伝えない」ほうが伝わる。見つめているなら伝えても「伝わる」
    ・自分で考えさせないと結局は伝わらない
    ・継続と刺激によって技術は高まる。拘れば拘るほど自分に向き合い始めていく
    ・サッカーは自分の意思でやるもの
    ・選手に考えさせるならば、まず指導者が考えなければならに
    ・短い時間で伝えれば、信頼されていると思われる。
    ・好きな事と真剣に一生懸命取り組むこと、それが楽しむ事
    ・失敗は気づかない事、やろうとしない事。気づかせ、やらせる。日々、それらを伝えるのが指導者の最大の仕事

  • 川崎フロンターレを「強く」したのは風間監督であることを、疑う人はいないと思います。

    フロンターレに続いてグランパスをどうしていくのか、グランパスも強くなるのか、それは結果として残ることです。評論家としてその結果だけを見ずに、風間監督が何を考えて行動しているかを知ることができる一冊です。

    考えること、頭には限界がないこと。

    使いがちだけど意味が良く分からないことばを使わないこと。

    伝えるために「伝えない」方法。

    自分の頭で考えようとする人には、参考になる言葉がたくさん書かれています。サッカーに関係ない人にこそおすすめです。

  • 20180519

  • 東2法経図・6F開架 B1/2/2468/K

  • 川崎フロンターレ優勝の礎を築き、名古屋グランパスを1年でJ1に復帰させた監督が、選手の力を引き出しチームを強くするコミュニケーションの秘訣を明らかにする

      監督として初めて選手に向き合ったとき
      フロンターレでは「伝えない」から始め
      グランパスでは「伝える」ことから始めた

    そのココロはいかに

    《人のせいにするな、物のせいにするな。》

    《伝えたのは「ボールを取られるな、失うな」だけ》

    《ボールを止めて置いた位置が1センチ違うだけで不快になった》

    《遠いものから、速いものから見ろ》

    《好きなことに真剣に、一生懸命に取り組む。それが楽しむこと。》

    選手として監督として勝つサッカーを追求しつづける風間八宏
    その経験と実績から組織を強くする手がかりが見えてくる

  • 名古屋グランパス監督風間八宏の考える「伝え方」。
    ドイツでの選手時代、大学の監督時代、フロンターレの監督時代、そしてグランパスの監督としての1年のエピソードを交えながら。
    「止める、蹴る」「攻撃サッカー」インタビューだとぶっきらぼうに映りがちなやっひーの本音に迫れる一冊です。

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著者プロフィール

1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代に日本ユース代表として79年のワールドユースに出場。その後、筑波大学在学時に日本代表に選出される。大学卒業後の84年からドイツに渡り、レバークーゼンなどでプレー。89年にマツダ(現・サンフレッチェ広島)へ加入し、95年まで息の長い活躍を続けた。現役引退後は97年から2004年まで桐蔭横浜大学サッカー部を指揮し、清水地域を中心に小学生~高校生を集めた「清水スペシャルトレーニング」も主宰。筑波大学蹴球部、川崎フロンターレの監督を歴任し、2017年より名古屋グランパス監督に就任した。サッカースクール「トラウムトレーニング」の監修を務めるなど、選手の育成にも情熱を注いでいる。

「2019年 『30秒で子どもの未来は変わる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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