ふたりのトトロ -宮崎駿と『となりのトトロ』の時代-

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 67
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210133

作品紹介・あらすじ

「木原君、この作品は楽しく作ってください」(宮崎駿)

元ジブリ制作デスクが、公開30年を機に初めて明かす
『となりのトトロ』誕生までの1年間
「スタジオジブリ」の奇跡のような真実!

宮崎駿監督やスタッフの素顔と情熱に迫る「感動秘話」

楽しく仕事をしたい宮崎さんがとった驚異の行動とは!?
宮崎さん大ピンチ、ジブリ残念伝説!
サツキとメイ、誕生の秘密。
ネコバスにモデルがいた!?
スタッフ驚愕、超難度動画はどのシーン?
前代未聞、制作中なのに思い出作り強化キャンプ!?
一歩間違えば、『となりのネコバス』!?
世界初公開、幻のアニメ企画と近藤勝也氏による幻のキャラクターデザイン!

――宮崎監督とスタッフが
楽しく、そしてひたむきに
『となりのトトロ』を作り上げた1年間。
本当に伝えたかったリアル・ストーリー!

2018年夏、日本人初の「アメリカ国立議会図書館」での講演をはじめ、
世界各地(ダブリン、ゴールウェイ、ロンドン、パリ、バンコク、台湾、ハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストン、モントリオール、ワシントンD.C.)のジブリやアニメに関する講演会で大きな感動を呼び起こし、熱狂した秘話が、ついに書籍化!

感想・レビュー・書評

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  • 日本人なら嫌いな人がいないのではないかと思うくらい愛されているアニメ、『となりのトトロ』
    宮崎駿監督と二人三脚でトトロを作り上げた著者の記録と記憶には
    そこまでやるのか?!と唸ってしまうくらいの
    この物語に込めた深い愛情と執念が溢れていました。
    入院しているお母さんと娘たちとの会話、
    サツキちゃんやメイちゃんの髪型ひとつとっても
    そこにはきちんとした理由と思いが込められている。
    子どもの頃に楽しく面白くアニメを観た子どもたちが大人になってその意味を理解した時
    きっと心が震えるような感動を覚えるのでないだろうか。
    読み終わった後、必ずやもう一度じっくりとトトロを味わいたくなる本だと思います♪

  • 「もう一つのバルス」の続編。
    「二人で始めましょう」「楽しく作ってください」
    「ネコバスは木原くんでいこうかなと」自転車と車で。
    「俗物の木原くん」
    「このお面をつけて代理をやってください」
    全カットを原画マンにチェックというシステム。
    ゲーム本→LDのチャプター、でゲーム。(これNetflixの「ブラックミラー:バンダースナッチ」じゃん)
    小津のローアングルは日本家屋の照明の暗さ?
    母が髪を梳く。ケンケンしながら靴を履く。
    茶カーボンの使用→線が茶色に。
    色のレシピ。
    動画マンのリクエスト。
    トトロ対八百八狸。
    「サツキを追い詰めすぎですかね?」ネコバスの表示が「めい」になる。安心感。
    ドンドコ踊りに傘を持ってくること。
    「となりのネコバス」と思われかねない→幻のカット。
    トンネルの多さ。
    高畑勲への弔辞……あの雨上がりのバス停で……ポスターの少女がひとりでなければならなかった理由、となりの高畑勲さんなのだ。

  • 「楽しい作品を楽しく作る」って素敵だなぁと。
    もちろん楽しく進めるための努力も描かれるんだけど。

    また巷で噂の都市伝説にも最後にふれられる。その真偽についてはさておき、ここまでの想いを込めて作ってきた作品の回想録を読んだ後となっては、言わずもがなといったところか。

  • 良かった。自分が幼稚園の頃(確かメイちゃんと同じ年)トトロを初めて観て、それ以来何回見たか解らないくらい観ました。本の中でシーンや台詞が出て来ると脳内再生出来ます。音にこだわって作った事までは思いもして無かったんで、ブルーレイ買おうかなって思いました。都市伝説、否定してくれていたのも良かった。

  • 時間のある時に…ゆっくりと…トトロ全編を…初めから終わりまで…コマ送りのままで…見たい!と思いました。

  • トトロの都市伝説がどうやら本当に都市伝説みたいでちょっと残念だ。

  • エンターテイメントの舞台裏は事件がいっぽいで、多くの場合面白い逸話で溢れているが、それがジブリ、宮崎駿の話となればなおさら。といってもトトロの場合はあまり事件はなかったようだが、その分、楽しそうな宮崎さんの姿が見える。作者の木原さんを知らなかったが、制作(進行管理)としてそうとう優秀だったろうことが伺える。宮崎さんとタッグを何度も組んでいることが何より証明している。仕事のできるの人の話はだいたい面白い。

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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