あたい、美人病になりました! バセドウ病4年生のぼやきまくり日記

  • 講談社
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本棚登録 : 18
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210379

作品紹介・あらすじ

お肌ツヤツヤどんどん痩せて、瞳キラキラの美人に変える魔法とは、嗚呼バセドウ病! ところが、症状はさらにギャグ漫画家を驚愕の変身へ!
自己コントロール不能の病とのつきあいを赤裸々告白。眼球突出やうつ症状になったら前向き至上主義は残酷なだけでした。
バセドウ病は、男性では50~100人に1人、女性では30~60人に1人というまさしく国民病のひとつ。
別名「美人病」と呼ばれるのは、新陳代謝がよくなるので痩せるしお肌ツヤツヤ、まぶたが後退して目が大きくなるからです。が、侮るなかれ、甲状腺ホルモンのせいで体が機能全開! 心臓がバクバクして眠れず、1日9食食べてもお腹が減り、体の震えで漫画家失格。さらには追い打ちで、目が飛びだしてきて恐怖の治療を受けることに。
さらに病気は予測不能。バセドウ病から正反対の症状の橋本病(日本人の5~10人に1人)になる人も少なくありません。そして、著者は初めて「うつ」の地獄を知りました。夏でも寒くてカイロをあて、お肌はボロボロ。どうしたら自分をダークサイドに落とさずに、いい感じにコントロールできるか……。そんな真っくらーなトンネルのなかで、見えてきた解決策を自分だけでしまっておいてはもったいない。
そんなこんな、どうしようもない闘いの連続をコミック・エッセイでご披露します!

感想・レビュー・書評

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  • ギャグ漫画家がバセドウ病に罹り、その治療過程を描いた漫画。
    本書は全27章で構成されているが、テーマとしては「1. バセドウ病と診断されるまで」「2. 診断されてから投薬が開始されたが、眼が大きくなることへの葛藤と医療へのわだかまり」「3. 甲状腺機能低下症になってしまった」「4. そんな病気への(自分なりの)向き合い方」の4つだと考えた。

    全体を通して明るい雰囲気を漂わせているが、実際に筆者の眼症に対する苦悩は筆舌に尽くしがたいものであったと思われる。「甲状腺ホルモン」というちっぽけなものが、ここまでの症状を引き起こし、人生を左右させるようなものになりうるということがわかる。不安という、病気になると我々を押しつぶしてしまうようなものに対しては理性を以て対処する、ということや、そういう不安を乗り越えるには時間が一番ということを学べる。

  • サブタイが実際の内容にそったタイトルです。「美人病」は客寄せのために編集がひねったタイトルだろうと思いました。絵柄はヘタウマを超えたヘタクソ系。でも闘病エッセイ漫画としては変な誇張がなくて良かったです。著者は50代の女性で、その年代のリアルを感じました。

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著者プロフィール

いさやま・もとこ――1964年東京都板橋区で生まれ現在も板橋在住。83年に漫画家デビュー。趣味は多彩だが、図鑑を眺める時間がもっとも楽しい。


「2018年 『あたい、美人病になりました! バセドウ病4年生のぼやきまくり日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いさやまもとこの作品

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