時代

著者 :
  • 講談社
3.52
  • (2)
  • (14)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 65
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210706

作品紹介・あらすじ

粘り強い取材で多くのスクープをものにしてきた東都スポーツの記者・笠間。その記者の魂は、二人の息子に引き継がれていく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スポーツ紙に勤務する笠間家、父・兄・弟の物語。
    冒頭は野球記者を描くもので読み進めるのが難しいかなと思いましたが、次第に、記者の苦労や仕事に関する情熱、家族愛の話になり、物語のペースに流れていきました。父のライバルとなっていた伊場の存在がなかなか良かったな。新聞社の苦労も見え、思った以上に感動しました。展開が良かったかも。

  • スポーツ紙 プロ野球担当記者 笠間。
    同期でライバルの伊場との戦いに敗れ、販売部へと移動になる。
    他社とのスクープ競争、ネタの情報漏れ、選手や球団関係者とのコネクト作り

    志半ばで帰らぬ人となった笠間の息子たちもまた それぞれの形でスポーツ紙へと関わっていく。

    私自身は殆ど 野球に興味がなくスポーツ紙も買ったことがないので、
    日本リーグだ、ドラフトだと言われてもあまり ピンとこなかったが、
    親子の絆 仕事に対する夫々の向き合い方 ライバルとのかけひき など 
    けっこう 面白かった。

    最近の「スポーツ暴力問題」や「選手のスキャンダル」なども織り込まれていて
    なかなか読みごたえがある。
    野球好きには (このモデルは・・・)など違った読み方もあるのかもしれない。
    仕事成長小説が好きな人にもおすすめ。

  • スポーツ新聞の記者さん達の話。
    単純に新聞ができるまでの苦労とかを覗いている感覚でも楽しめて、その中にも親子の関係とか、兄弟の絆が感じられて、読み応えがあった。
    自分の周りの厳しい人が実は愛情から叱ってくれている事に、最後は気づいてくれてほっこりした。

  • 各話に出てくる選手の名前を覚えきれず、後の話に出てきたりすると何の人だったっけ?ってこともあったけど、野球好きには楽しく読めた。
    球界ではこのようなことが、実際には起こってきていたんですね。
    スポーツ新聞社で働く一家族の周りで起こる、様々な事件の、数十年にわたる物語。
    あれって実在の選手かな?って野球好きは勝手に想像してしまう。

  • 正直なところ、またまた新聞社ネタに野球ネタなのかと思ってしまう。
    得意ジャンルであろうし抜群に上手いし、色々角度も変えてはいるが・・・
    野球好き昭和世代には堪らないだろう。

  • 時代がまたがる展開は好み。
    ただ恋愛描写や家族愛部分があまり好きにはなれなかった。

    多少のネタバレになってしまうのかもしれませんが、ちょっと先見の明あるな~と思った場面があって感心しました。

  • スポーツ記者の話。父、兄、弟と主人公が変わる。

  • 今でもこの業界はこんな感じなのだろうか。

  • 惜しいなぁ...。『野球』『仕事』『家族』と、私の好きなネタが揃ったトリプルスリーなのに!父→長男→次男とスポーツ新聞記者としての物語をリレーしていくのだが、とにかく長男の性格が好きになれなかった。なのでその章はあまり身が入らず。更に女性陣の人物造形にも疑問が。どうもステレオタイプというか、こなれていない印象。父と次男の章は普通に良かった。そして作者が実際スポーツ新聞記者出身ということで、お仕事小説としては魅力があると思う。プロ野球に興味がない人には読み辛い内容だろうが。ラストにかけての章も良かった。

  • スポーツ新聞記者の話。『紙』のスポーツ新聞、長い間読んでいないな!

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009年、『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞候補となり、デビュー。同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。2016年、『トリダシ』が第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補となる。2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞する。その他の作品に、『スカウト・デイズ』『紙の城』『傍流の記者』『オールドタイムズ』『あかり野牧場』『終わりの歌が聴こえる』など。

「2021年 『時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

本城雅人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
高野 和明
池井戸 潤
伊坂 幸太郎
三浦 しをん
誉田 哲也
横山 秀夫
宮部みゆき
奥田 英朗
柚月 裕子
真藤 順丈
本城 雅人
塩田 武士
64
横山 秀夫
恩田 陸
塩田 武士
米澤 穂信
東野 圭吾
辻村 深月
塩田 武士
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×