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  • 講談社 (2018年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (418ページ) / ISBN・EAN: 9784062210706

作品紹介・あらすじ

スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下った。記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲うーー。一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼。彼らの人生もまた、大きな岐路に立たされる。


父が残した最後の希望。
その真意がわかるとき、「平成」が終わる。

スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下った。
記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。
だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲うーー。
一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼。
彼らの人生もまた、大きな岐路に立たされる。

ーー不器用でもいい。厳しくてもいい。仕事をしている父の背中がどんな言葉よりも雄弁だーー
父・兄・弟。世代ごとに異なる仕事の形と家族の絆。
取り残されるな、あらがうなーー。変化ばかりが、正義じゃない。

みんなの感想まとめ

スポーツ新聞社で働く笠間家の物語は、記者としての苦労や情熱、そして家族の絆を描き出します。物語は、主人公が販売部に異動となりながらも、記者としての思いを断ち切れず奮闘する様子から始まりますが、次第に父...

感想・レビュー・書評

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  • スポーツ紙に勤務する笠間家、父・兄・弟の物語。
    冒頭は野球記者を描くもので読み進めるのが難しいかなと思いましたが、次第に、記者の苦労や仕事に関する情熱、家族愛の話になり、物語のペースに流れていきました。父のライバルとなっていた伊場の存在がなかなか良かったな。新聞社の苦労も見え、思った以上に感動しました。展開が良かったかも。

  • スポーツ紙 プロ野球担当記者 笠間。
    同期でライバルの伊場との戦いに敗れ、販売部へと移動になる。
    他社とのスクープ競争、ネタの情報漏れ、選手や球団関係者とのコネクト作り

    志半ばで帰らぬ人となった笠間の息子たちもまた それぞれの形でスポーツ紙へと関わっていく。

    私自身は殆ど 野球に興味がなくスポーツ紙も買ったことがないので、
    日本リーグだ、ドラフトだと言われてもあまり ピンとこなかったが、
    親子の絆 仕事に対する夫々の向き合い方 ライバルとのかけひき など 
    けっこう 面白かった。

    最近の「スポーツ暴力問題」や「選手のスキャンダル」なども織り込まれていて
    なかなか読みごたえがある。
    野球好きには (このモデルは・・・)など違った読み方もあるのかもしれない。
    仕事成長小説が好きな人にもおすすめ。

  • スポーツ新聞の記者さん達の話。
    単純に新聞ができるまでの苦労とかを覗いている感覚でも楽しめて、その中にも親子の関係とか、兄弟の絆が感じられて、読み応えがあった。
    自分の周りの厳しい人が実は愛情から叱ってくれている事に、最後は気づいてくれてほっこりした。

  • 各話に出てくる選手の名前を覚えきれず、後の話に出てきたりすると何の人だったっけ?ってこともあったけど、野球好きには楽しく読めた。
    球界ではこのようなことが、実際には起こってきていたんですね。
    スポーツ新聞社で働く一家族の周りで起こる、様々な事件の、数十年にわたる物語。
    あれって実在の選手かな?って野球好きは勝手に想像してしまう。

  • 時代がまたがる展開は好み。
    ただ恋愛描写や家族愛部分があまり好きにはなれなかった。

    多少のネタバレになってしまうのかもしれませんが、ちょっと先見の明あるな~と思った場面があって感心しました。

  • スポーツ記者の話。父、兄、弟と主人公が変わる。

  • 今でもこの業界はこんな感じなのだろうか。

  • 惜しいなぁ...。『野球』『仕事』『家族』と、私の好きなネタが揃ったトリプルスリーなのに!父→長男→次男とスポーツ新聞記者としての物語をリレーしていくのだが、とにかく長男の性格が好きになれなかった。なのでその章はあまり身が入らず。更に女性陣の人物造形にも疑問が。どうもステレオタイプというか、こなれていない印象。父と次男の章は普通に良かった。そして作者が実際スポーツ新聞記者出身ということで、お仕事小説としては魅力があると思う。プロ野球に興味がない人には読み辛い内容だろうが。ラストにかけての章も良かった。

  • スポーツ新聞記者の話。『紙』のスポーツ新聞、長い間読んでいないな!

  •  厳しい顔をした「誠実」、伊場。
     優しい顔をした「信念」、笠間。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、スポーツ紙記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。2018年『傍流の記者』で直木三十五賞候補。著書に『四十過ぎたら出世が仕事』(祥伝社刊)『友を待つ』(祥伝社文庫)など多数。

「2023年 『あかり野牧場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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