キリの理容室

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 163
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062210874

作品紹介・あらすじ

神野キリ、20歳。夢は理容師になって人気店を開くこと。

お金を稼げて、女性も通える理容店を開いて、自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、理容専門学校を卒業したキリ。カットが下手なキリは、千恵子が一人で切り盛りするバーバーチーで修業することになるが、雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて――。

衰退産業だなんて言わせない、床屋さん業界に理容女子が革命を起こします!

感想・レビュー・書評

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  • 理容師になった神野キリ。

    新しい男のところへ行ってしまった理容師の母。そんな母を許しているような内装業の父。
    修行するために入社したバーバーチーは、母が元いた店でもある。でも、そこでキリは大事なことに気づく。
    後ろめたさを抱きながら、前に進む姿はとてもよかった。

  • 専門学校を卒業したての女性キリのお仕事小説。
    神奈川の架空の町、といってもあそこかとわかってしまいますが、を舞台にキリが理容師として成長していく過程が描かれています。
    理容師の仕事の奥の深さを垣間見た感じがします。この本を読んだら髪を切りに行きたくなるでしょうね。

  • 床屋での会話が弾むのではないかと思い読み始めた
    理容と美容の違いの記述が印象に残った


  • アタルと結婚しないかい、、、
    人と人との繋がりがあり最終的には敵対していた雨宮と話すことが出来て良かった。

  • 理容室の事が良くわかる。話しはうまく行き過ぎかな。2019.10.9

  • 復讐心から、自分の理容室を持つことを夢見たキリの成長物語。

    自分には縁のない理容室への理解が深まり、良い出会いでした。
    夫が行く際に、何故予約が取れないのだろうと疑問に思っていましたが、理容室は男性がふらっと立ち寄るサロンであるべき、というキリや業界の考えに納得しました。

    理容室のシェービングには興味津々です。

    読みやすかったのですが、今ひとつ入り込めなかったのは何故なんだろう。
    少し時間がかかる読書になりました。

  • 理容院の歴史や知識について、理容師として仕事について理解できるいい本だった。

  • キリが空回りというか、全然違う方向へ激走している感じで、どこに行こうとしているのか不安になる。理容師以外の事全部投げ捨てているけど、仕事への熱が凄いのでその熱だけで読み進められます。
    ただもうちょっと他の事にも目を向けられると良いのにとも思います。

  • 最初はあんまりだったけど、進むにつれて面白くなっていく。
    キリの目指す理容室に行ってみたくなった

  • 一人前の理容師を目指すキリの奮闘と母への葛藤。

    一生懸命、上を目指してがんばる主人公キリの姿は読んでて気持ちのいいお話でした。
    バーバーチーで修業してる時代が迷い、努力や発見、諸先輩方のアドバイス等々、良かったです。

    後半、なんだかとんとん拍子過ぎる感じではありましたが、楽しく読めました。

    一方の母親との関係はなんだか微妙と思いましたが、その母の生い立ちを読むとなんとなく納得、理容の世界に生きる母娘。

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著者プロフィール

1962年東京都墨田区生まれ。専修大学文学部国文学科卒。94年『恋人といっしょになるでしょう』で第七回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。主な著書に『就職先はネジ屋です』『市役所なのにココまでするの!?』『鋳物屋なんでもつくれます』『労働Gメンが来る! 』など。

「2021年 『キリの理容室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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