オウザークの小さな町 (新大草原の小さな家 5)

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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062522557

感想・レビュー・書評

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  • ついに町に出て働くことを決意した両親だったが、ローズは町が嫌い、家畜も狭苦しい環境が不快/戦争になりそうなとき女たちは「大事な若者を兵隊にして殺し合いさせるなんて馬鹿げている」と話し合う…しかし商船撃沈の報で(男の)世論は沸き立ちついに参戦に。「スペインに償いをさせないと」フィリピン支配は膨大な苦労と犠牲を強いることになるが…/ディベートのテーマ“黒人とインディアンのどちらが虐げられているか?”は19世紀にありうるだろうか。お母さんが立派にインディアンの悲運を(被害体験もふまえて)論じる…/ポールとの友情

  • ロッキーリッジからオウザークの町へ引っ越し,新しい隣人たちとの関係の中で町の生活に慣れてゆくローズの物語。ローズは12歳。友人関係は少しずつ変わってゆく。ロイスにポール。そしてネイト。汽車のある暮らし。下宿人や流れ者。そして病気。何もかもがローズを大人にしてゆく。

  • シリーズの読み始めはあまり差を感じなかったのだが
    ここへきて書き手が違うということを実感するようになった。
    なんつーか、ローズの初恋の描写が生々しいのだ。
    そういう点では、同じ年頃のときのローラよりもローズの方が
    女子力が高いと言えるのかもしれない。

    『より虐げられてきたのは黒人か先住民か』というディベートでの
    ローラの弁論の見事さには圧倒された。
    と同時に、子供の頃のローラの物語を読んできている身としては
    ローラが大人になったという感慨と、全く別の物語だという一抹の淋しさを
    いっぺんに味わうことになり、複雑な気分である。

    先にローズの初恋が生々しいと書いたのは、
    幼馴染だと思っていた男の子の存在が急に変化するという気持ちが
    経験はないにせよ理解ができる範疇だから、という気がする。
    それにしてもロイスのポールに対する仕打ちは酷過ぎる。
    好きな人の気持ちが判らなくて試したくなった、というのならまだ可愛げもあるが
    あれは単に笑いものにすることで持ち上げられる快感を味わうという邪なやり口だもんなぁ。
    ああいう女にはいつか天誅が下ることを祈るばかりである(爆)。

  • ローズのお母さん(ローラ)がディベート大会で、インディアンがいかに虐げられて来たのかを、順序正しく朗々と語っていくところに胸を打たれました。この巻に収められているエイブがおはなしする「アーカンソーの旅人の話」下宿人のもと教師、クレイグさんがおはなしする「ヤーブばあさん」がそれぞれにとても面白かったです。

  • この巻で注目すべき所は、やっぱり、主人公ローズの初恋ですかね。
    あと、戦争の事とか。

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