あらしのよるに ちいさな絵童話 りとる

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528528

作品紹介・あらすじ

あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな? 産経児童出版文化賞JR賞/講談社出版文化賞絵本賞


あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな?

ヤギとオオカミのおはなしは以下続編として『あるはれたひに』『くものきれまに』『きりのなかで』『どしゃぶりのひに』と刊行されています。

産経児童出版文化賞JR賞/講談社出版文化賞絵本賞

感想・レビュー・書評

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  • 不思議なはなし
    次の話を読んでみたい

  • 嵐の夜、あまやどりに来たヤギとオオカミ。真っ暗でお互いは見えず、お互い相手が仲間だと思っている。

    大人が読んでもドキドキ。
    ちょっと長めで絵がないので、小学校中学年から。

  • ごうごうとたたきつける雨の夜、ヤギとオオカミがこわれかけた
    ちいさな小屋にもぐりこみます。暗闇の中、互いに相手が誰なのか
    分からないまま会話ははずみます。最後はどうなってしまうのか、
    もしも素性がばれてしまったら…と一気に読み進めてしまう本です。
    ひとつの部屋でヤギとオオカミが楽しそうに会話をする様子は、
    ドキドキしながらも、愉快で思わず笑ってしまいます。
    お天気のほうは、おしまいには嵐もやみ雲のきれまに星も出てきたようです。

  • 絶妙な勘違いのやりとりで、落語でありそうな内容
    。大人は面白いと思う。
    他人の気持ちを想像する力が強い子どもには、この面白さが分かるんじゃないかな。

  • 映画で先に見て、何度もビデオも見たけれど、
    絵本で読んでも親子でジーンとした絵本シリーズ

    今までは私の図書カードで、息子の本も借りていたのですが、
    2009/2/2 息子6歳、入学記念に
    図書館で息子用のカードを作り、また借りてきた本です。
    図書館でも何度も自分で読んでいて、
    この本のお陰で、息子も図書館が好きになってくれたようなもの。

    あらしの夜、真っ暗な小屋で出会った二人
    暗闇が怖いこと等の共通点を見つけ会話が盛り上がり、
    翌日に会う約束をしてみたら・・・
    なんと片方は羊、もういっぽうは・・・おおかみだったのです。
    しかし、羊とおうかみは天敵の壁を越えて、必死に友達になろうと努力します。

    友達になるために、努力をして来た我が息子が
    「ともだち」という言葉をとても大切にしています。
    気になる「ともだち」がいる幼児ちゃんには興味を持って貰えるかも♪

  • 話の展開にドキドキします。
    小学校の図書館の先生に読んでもらった時のドキドキが今でも忘れられません。

  • オオカミとヤギが仲良くなる、ちょっと変わったかんじのお話。…て、有名なんで今さら書くことでもないけど。シリーズを追うごとに、なんともまぁ切ない話になっていくわけですが、この一作目は、二人の話の微妙なズレがとにかく楽しい一冊です。

  • あらしの夜に知り合った、オオカミとやぎ。
    2人は暗闇の中で、お互いの素性を語り合い、友情を感じる。
    次の日に会う約束をしてしまう。
    ハラハラどきどきの1冊。

  • 合言葉が「あらしのよるに」なのが面白い。オオカミがご飯としゃべってると思うと面白かった。

  • あらしの夜、すごいカミナリと大雨!こんな時に、だれかと一緒に雨宿りできておしゃべりできたら少しほっとするよね。
    真っ暗な小屋で一人雨宿りしていたヤギのメイは、誰かが小屋に入ってきて、その人がいい人そうで、安心した。
    仲良くなったその人と、「明日の午前中に待ち合わせをしてまた会いましょう」と約束をする。
    でも、その誰かさん、メイは気付かなかったけれど、実はこわーいオオカミで・・。

    1巻 あらしのよるに
    2巻 あるはれたひに
    3巻 くものきれまに
    4巻 きりのなかで
    5巻 どしゃぶりのひに
    6巻 ふぶきのあした
    7巻 まんげつのよるに

    7巻までが一冊になった完全版や、番外編もある。
    1巻目は小学校低学年も楽しめる。理解できるのは高学年だろうか。

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著者プロフィール

木村裕一(きむら ゆういち) 東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。同作品は映画化もされ、脚本を担当。2005年より公開された東宝アニメーション映画「あらしのよるに」は、2007年「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。2009年『オオカミのおうさま』(偕成社、田島征三 絵)で第15回日本絵本賞受賞。著書は600点を超え、数々のロングセラーは国内外の子どもたちに読み継がれている。作品に『あかちゃんのあそびえほんシリーズ1~13』(偕成社)、『風切る翼』『よーするに医学えほん』シリーズ(以上、講談社)、『オオカミグーのはずかしいひみつ』(童心社)、『たいせつなことはみんな子どもたちが教えてくれた』(主婦の友社)、『ゆらゆらばしのうえで』『どうするどうするあなのなか』『おっとあぶないかわのなか』(以上、福音館書店)などがある。純心女子大学客員教授。東京在住。

「2018年 『もうちょっと もうちょっと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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