だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.17
  • (148)
  • (82)
  • (83)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 857
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528634

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 同じお年寄りでも、絵本の中のおばあちゃんたちはひたすら明るくたくましく、時にぶっ飛んでいる。
    ところがおじいちゃんたちは、優しさがきわだっていて、その存在にはそこはかとない悲しさが漂う。
    男子と女子の違いは、年をとるとますます詳らかなのか?!

    多くの人がお薦めするこの本も、優しい優しいおじいちゃんが登場する。
    ハンディサイズでコマ割りも細かいため、読み聞かせには残念ながら不向き。
    更に言えば、これというストーリーは無し。
    小さなボクとおじいちゃんの日常が、淡々と進むだけ。
    ただ、読んでいると自分も小さなボクになる魔法をかけられる。
    祖父母に見守られていた、幼い頃の自分に。
    なので、親子での家読みに良いかもしれない。

    小さな頃って、家の周りを歩くだけでも冒険になる。
    不安も危険も不可解なことも、この世にはいっぱいあることを、ボクはその散歩から学ぶのだ。
    でもおじいちゃんはいつも「だいじょうぶ だいじょうぶ」と、言ってくれる。
    その安心感の中で育ったボク。
    すっかり成長したボクは、今度はおじいちゃんにその言葉をかける番。
    だっておじいちゃんは、、、

    死は誰の隣にもあるもので、その順番は分からない。
    ただお年寄りの方が、順番が早くなる可能性は高い。
    だからせめて、自分がしてもらったように、大きな安心感を与えたい。
    こんな小さなボクでも、おじいちゃんがくれた「安心」を、お返しできるのだ。

    裏表紙には、おじいちゃんの届けるための花束を抱えたボクがいる。
    幸せな思い出は、こうして引き継がれて行くんだね。
    出来れば6,7歳くらいから。

  • 前も読んだことがあるが、改めて読んでみて、物語の細部に魂は宿ることを実感した。やさしさの伝承。大型判もあったのは納得。

  • ぼくが今よりずっと小さくて、おじいちゃんは今よりもっと若かったころ、毎日毎日いろんなことがあって、時には困ったことや、心配なこともいっぱいあった。
    でもそのたびにおじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と呪文のように言ってくれた。
    その言葉にぼくはどれだけ助けられたか・・・

    月日はたって、ぼくはあの頃より大きくなり、おじいちゃんはずいぶん年を取った。
    今度はぼくがおじいちゃんに行ってあげる番だ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

    いとうひろしさんのお話は呼んだあと本当に心が温かくなります。
    最後のほうで読んでいて、ぐっときてしまい声が詰まりそうになりました。いけない、いけない。

    平成26年7月1日  4年2組

  •  いとうひろしさんの絵本に「だいじょうぶ だいじょうぶ」というのがあります。

     登場するおじいちゃんはぼくに「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言ってくれる。頑張れ、ではなく今のありのままのぼくをだいじょうぶ、だいじょうぶと励ましてくれる。

     オイラ、そんなおじいちゃんみたいに、娘たちそのものを受け入れられるだろうか?色々なものを望みすぎていないだろうか。

     何が大事かって、子ども自身が希望を持って生きることなんじゃないかなあ、と柄にもなく真面目なことを言ってみるのであります。

     ネタバレ防止のため具体的には触れませんが、最後の場面もなんとも泣けます。

  • 息子に読んであげようと思って借りましたが、私が読むべき本でした。

  • 購入本。じぃじと子どものつながりをつづってます。生と死、に思いを馳せ始めた娘に。

  • 大好きなおじいちゃんの魔法のことばに守られて、ゆっくり成長しよう。
    教室では、大判サイズのほうで読んであげてください。

  • この本の主人公の「ぼく」は、「おじいちゃん」との散歩を通じて、様々なことを学んでいきます。しかし、同時に不安も感じるようになります。その度に、「おじいちゃん」は、「だいじょうぶ」のおまじないを教えてくれます。これらのやりとりによって、「だいじょうぶ」と言ってくれる人がいることの大切さ、見方を変えてみることの重要性を教えてくれます。
    毎日を懸命に生きている方や、何かに悩んでいる方に読んで頂きたいです。

  • 2018/8/17 13:31

  • 小児科の待合室で読みました。
    「だいじょうぶだいじょうぶ」
    なんて心強い言葉なんだろう。大人にもおすすめ。

全146件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。独特のユーモラスであたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中。おもな作品に、「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさん」シリーズ(ポプラ社刊、絵本にっぽん賞受賞)、『へんたこせんちょうとくらげのおうさま』(偕成社刊)、『学校へ行こう ちゃんとりん』(理論社刊)、「ごきげんなすてご」シリーズ、『フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこう さかなをとろうのまき』『ふたりでまいご』『ねこと友だち』『ねこのなまえ』『マンホールからこんにちは』『あかちゃんのおさんぽ①②』(以上徳間書店刊)など多数。

「2019年 『フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)のその他の作品

いとうひろしの作品

だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)を本棚に登録しているひと

ツイートする