どしゃぶりのひに あらしのよるに (5) ちいさな絵童話 りとる

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528764

作品紹介・あらすじ

とてもきのあうおともだちにであったので、なかまに、そのともだちのはなしをした。ところが、なかまは、そのともだちのわるいうわさをおしえてくれた。さあ、どっちをしんじたらいい。

感想・レビュー・書評

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  • 仲間を思う気持ち。友達(大事なヒト)を思う気持ち。どれも大事。
    悩む事・悩む気持ち…。ひしひしと伝わります。

  • な ④20200323
    た ④20200316

  • 【あらすじ】
    ヤギのメイとオオカミのガブ。嵐の夜に真っ暗な小屋の中で出会った二匹は、相手がだれだかわからないまま、秘密の友だちになっていた。ところが、それが仲間にばれて、引き離されてしまい…。ヤギとオオカミのおはなし第5弾。

    【感想】

  • ついに来てしまった同族からの身バレの巻き
    衆人環視の中での密会・・・からの土砂降りの中の逃避行・・・心中END・・・そんな・・・
    ものすごい引きで終わります

  • 第5弾。何れも、己が属するグループと敵対せざるを得なくなるガブとメイ。敵対せざるを得ない立場の2人はいかに心を通わせていくのか?。まさに、ロミオとジュリエットである。

  • 20131120 6年生朝
    20160705 5年生朝
    20160712 6年生朝

  • 4-06-252876-2 48p 2000・5・12 1刷

  • 図書館で借りてきた本。メイとガブの友達に二人の友情がばれてしまう。
    二人にとってはどっちも大事な友達。どちらかを裏切るか?
    どうなる?どうなる?最後は意外な結末に・・・。
    ハラハラして見てました。

  • ハラハラドキドキ。この続きどうなるんだろ。。

  • 200

  • あらしのよるに5巻。

    遂にガブとメイの関係が、オオカミ、ヤギ両方に知れ渡ることになってしまった。
    しかし、やはりどちらも、自分側の有利になるように相手を利用してやれ、という。
    ヤギたちは、オオカミの弱点や活動範囲を、オオカミたちはヤギの行動範囲を聞き出せと、言う。
    ガブとメイは会うものの、森のみんなが周りで監視している。
    中々お互いに話を切り出せない。
    すると、雨が降り始め、土砂振りになる。
    2匹は川のあたりで、進退窮まり、川に飛び込むのだった…。
    つづく。

    続くのか。
    2匹はどうなるんだろ。

    いいラストを望む。
    でも、感動話らしいので……。

  • 友情と云おうか、恋愛か?まわりが何と云おうが関係ないよね~

  • あらしのよるに 第五作。

    とうとう秘密の友達でなくなってしまったオオカミのガブとヤギのメイ。

    「メイ、お前この草とお友達になれるか?」

    「ガブ、そのヤギだって俺達に仲間を食われてるんだ。本気で友達になりたいなんて思うと思うか?」

    騙されていると口々に言う仲間たちに、2人の出した結論は?

    ***
    急展開です。
    たとえ周りの言っていることが正しくても、それが本当だとは限らない。
    自分が実際に見て、実際に感じたものを信じられるっていいなと思える作品でした。

  • ん?あれ?ロミオとジュリエット??あなたが狼の群れを捨てたらわたしも山羊の群れを捨てます??

  • 2003/12/8かずちゃん ぽこにゃん のっぽさん

  • あらしのよるにシリーズ5
    秘密の友達。二人だけの秘密の合図。
    その秘密が秘密でなくなってしまった・・・
    外野からのいろいろな声。何が正しいのか分からなくなってしまう事、あるよな〜。
    でもこの二人の絆は固い。
    友達と言うより、だんだん恋人っぽくなって来たような・・・

  • 昔読んだ紫堂恭子さんのインタビューに、

    「ファンタジーを書くのは、主題をストレートに表現できるから」

    というような発言がありました。

    この物語……というか、童話、絵本も、もしかするとそうなのかもしれないと、「どしゃぶりのひに」を読みながら、ちょっと思いました。

    自分の信じている、自分の知っている彼。
    それから、今までの友だちが知っている、世間の人が言っている彼。

    どちらが、真実の彼なのでしょうか?
    友だちは、とても親切です。いつも、わたしのことを考えてくれていっています。

    「お前は、人がいいから」
    「だまされてるんだよ」

    わたしの目が、本当に曇っているかどうかなんてことは、多分、だれにもわからないのだと思います。
    わたしだって、友だちが、同じようなつきあいをしていたら、きっと、「その人のために」と思って止めると思います。

    それとも、痛い目を見るまでは、ほっておくしかないのでしょうか?
    で、痛い目を見てから、助けの手を出した方がいいのでしょうか?

    友だちが、不幸になることを予想しているのに、それを放置しておくことに、わたしは、たえられるのでしょうか?
    友だちは、そうなるまで放っておいたわたしのことを、また「友だち」と呼んでくれるのでしょう?

    もちろん、すべては、取り越し苦労かもしれないし、いつか、そんな心配もしたんだよと、笑って話せたら、それに越したことはないんだけど……。

    そんなことをぐだぐだと考えてるわたしを飛び越えて、ガブとメイは、とっても透き通った姿に見えます。

    ふたりは……

  • 「絶対に、生きて、また会おうっす」二人で逃げる覚悟をし、谷川に飛び込む時のガブの言葉。

  • 人(?)とは違うって、大変なことかもしれません。
    どちらも選べれば言う事なしだけど、
    どちらかしか選べないなら、自分の気持ちに素直に!
    そんな2匹がかっこいいです。

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著者プロフィール

木村裕一(きむら ゆういち) 東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。同作品は映画化もされ、脚本を担当。2005年より公開された東宝アニメーション映画「あらしのよるに」は、2007年「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。2009年『オオカミのおうさま』(偕成社、田島征三 絵)で第15回日本絵本賞受賞。著書は600点を超え、数々のロングセラーは国内外の子どもたちに読み継がれている。作品に『あかちゃんのあそびえほんシリーズ1~13』(偕成社)、『風切る翼』『よーするに医学えほん』シリーズ(以上、講談社)、『オオカミグーのはずかしいひみつ』(童心社)、『たいせつなことはみんな子どもたちが教えてくれた』(主婦の友社)、『ゆらゆらばしのうえで』『どうするどうするあなのなか』『おっとあぶないかわのなか』(以上、福音館書店)などがある。純心女子大学客員教授。東京在住。

「2018年 『もうちょっと もうちょっと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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