風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
制作 : 山田 章博 
  • 講談社
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本棚登録 : 4700
レビュー : 231
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062551205

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読破。

    幼い「盲導犬候補の子犬」を家族で愛情を注いで
    慈しみ育てるように、幼い麒麟の「泰麒」も蓬山で女仙や
    女怪に愛され大事にされ育っていきます。

    蓬莱生まれのせいか、自分に自信がなく「天啓」も「転変」も知らず
    自分の存在意義に悩む泰麒。
    性格といい境遇といい・・・ちょっと陽子に似ています。

    下巻もこの調子でどうなるの?って心配でしたが大丈夫でした(o^∀^)

    「饕餮(とうてつ)」を折伏してしまう、あの対決の時は超ドキドキしてしまいました。
    下巻一番の見せ場でしたね。

    驍宗を選んでしまい罪の意識を感じて沈んでいるあたりは
    また心配になりましたが、景麒や延麒にフォローされて
    ホッとしました。(麒麟&王勢ぞろい(*´ー`)♪~)
    特に景麒はいい麒麟だなぁ~と思いました。
    (陽子との今後の展開が楽しみです♪)

    「高里要」というのが蓬莱名の泰麒。
    ここで一旦、十二国記を外れて
    外伝の『魔性の子』を読むことにします。
    迷ったけど早めに読んでしまいます!

    それにしてもこのシリーズ、全巻揃えて一気読みしたいなぁ~。
    図書館で借りると読み返したい時に、前の巻がないので
    自分の記憶だけが頼りで・・・、今はまだいいけど
    これから登場人物がどんどん増えてくると…自信がなくなってしまいます。

  • とてつもない妖と対峙した泰麒は、身動もせず、その双眸を睨み続けた。長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は「使令に下れ」。異界へ連れてこられても、転変もできず、使令も持たなかった泰麒は、このとき、まさに己れが「麒麟」であることを悟った。しかし、この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗を前に、泰麒には未だ、天啓はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ―。故郷を動かす決断の瞬間が来た。
    「BOOK」データベース より

    選んだものが正しいかどうか、選んだときに分かることは少ない.
    自分に自信がないときは、周りの意見を聞いてみるのもよいかもしれない.
    心の赴くままにやらずにはいられないことを選択し、選択したことについて責任をもつことしかできないのだ.

  • 再読

  • ――では、この偽りの王が統治する戴国の命運は。

    ……全部、景麒が悪い。
    陽子が苦労したのも景麒のせいだし

  • 泰麒が偽りの王を選んでしまったと言ったときはびっくりした。
    麒麟って違う人選べたっけ?と(笑)
    月の影の内容がうろ覚えだったけど、麒麟て王様以外ダメじゃなかったかなくらいには覚えてた。
    でも、泰麒がそう言ってるんだから違う人選んだのか…?とも。
    景麒もその場では何も言わないものだから、本気で違う人を選んでしまったのかと思ったわ。
    でも、ちゃんと王様選べてたね泰麒。
    やはり王様以外に頭下げること出来ないんだよな麒麟って。
    というか、下山しようとしてた驍宗を追いかけて転変したあたりで「あ、王か」とは思ってたんだよ。

    泰麒の能力が発揮されたところはワクワクしたな。
    使令に出来ないはずの饕餮を使役出来るとは。
    やっぱ黒麒麟って特別なんだな。
    黒麒麟は力が強いのかな?
    今回黒麒麟について詳しく書かれなかったけど、その内どっかで詳しく分かるのかな。

  • 再読
    最初の2冊からわずか半年後に出た続き
    語り口の上手さにごまかされるが
    『月の影影の海』に比べ中身のない筋書き
    時代文化にとらわれない登場人物の動きと無関係に
    舞台設定が作品を強く支配していることが感じられる
    すでに語るべきを終えている素材を別方面で再利用したものの
    何が描きたいのか薄弱であり
    シリーズ全体の迷走はこの2作目の失敗に起因する
    それでも読ませるのは作者の実力だけれども

  • 再読。シ
    リーズのどの巻より涙を誘う。
    泰麒が素直でかわいい分、悩み苦悩する姿がよりかわいそうになる。
    周囲から期待されるが、麒麟として当たり前のことが分からないし出来ない。もともと自己肯定感が低いこともあり、追い詰められる泰麒を見ると苦しくなる。それでも自らの使命を果たそうとする、幼い泰麒は健気でさらに涙を誘う。
    最後楽しそうな泰麒にほっとするが、これから起こることを思うと切ない。

  • 麒麟と王の関係が明らかになる一冊。
    雁の御二方の登場で話が明るくなったような(^^♪
    それにしても泰麒、
    その性格がのちの物語のキーになっていくんだなぁと、
    しみじみ。

  • 再読。
    するする読めました(・ω・)


    泰麒が1人悩み、
    辛そうな様子を読むのは辛い(>_<)

  • 前作と同様、基本は少年少女の成長物語。「魔性の子」の高里の空白の一年の秘密がここにあったのか、と、早速大きな答え合わせが出来てにんまり。

著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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