- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062551748
感想・レビュー・書評
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泣ける。通勤電車の中でこみ上げてきてしまった。表紙がいまいち好きじゃなくて、気になりつつも長いこと積んでたが、もっと早くに読むべきだった。BLは確かにあるがそれ以外の要素がとても満足のいくものだった。むしろBL描写は薄いと言っていい。ラストは始まりからしてだいたい想像していたのと合っていたと言えばそうだが、内容は予想を超えていた。ユーモラスな面もありながら最後にガツンとくる衝撃など、魅力に富んだ本であった。
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第一回ホワイトハート大賞受賞作 またデビュー作 号泣しきれずに居られなかった!!!!人生一度だけそんな人と巡り合えることを得て、もう幸せその上ない。だから、何も後悔しないでください。今後彼が必死に守られた分まで生きていくのは彼のためだと思うよ。主人公たちの愛に感動された一方で、次々と出てきた人物まで眩しいほど目に惹かれてしまう。まさに名作だと思うよ。超薦め!
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10数年振りに読んだ本でしたが… やっぱり泣けました(/_;)★ 挿絵がないぶん、心に入ってくるんじゃないかなぁ。。と、思います。
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第1回ホワイトハート大賞受賞。デビュー作です。カメラマンという設定からして想像の枠を出ないのですが、それでも切ない。
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08/7/28
カメラマン×高校生。
この方の本ははじめて読みます。作者のデビュー作です。
文章はつたないのですがくどくなくてよかったです。
バッドエンドですがじんわりきます。
発展途上国の現状にすごく興味が沸きました。
『おまえ、泣きボクロあるんだな』34P -
誰にでも“忘れられない夏”はあるという。だとしたら、僕のは十六歳のあの夏だ。まばゆい川面、潮の匂いのよせる河口。海鳴りとさざめきの中で、カメラをかまえる彼の横顔が、いまも鮮やかに心によみがえる。ティアーズ・フォー・フィアーズのメロディーとともに……。――十六歳の司は、年上のカメラマン・律と出会う。彼に魅かれていく自分を、抑えきれなくなった司は……。
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誰にでも“忘れられない夏”はあるという。だとしたら、僕のは十六歳のあの夏だ。まばゆい川面、潮の匂いのよせる河口。海鳴りとさざめきの中で、カメラをかまえる彼の横顔が、いまも鮮やかに心によみがえる。ティアーズ・フォー・フィアーズのメロディーとともに……。――十六歳の司は、年上のカメラマン・律と出会う。彼に魅かれていく自分を、抑えきれなくなった司は……。