風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062551755

感想・レビュー・書評

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  • 再読。陽子パートになると途端に読む速度が落ちる。漢字の読みが覚えられなくて…。国の成り立ち、官位、単位、全てが難しい。この世界の様々な仕組みを知るには必須だろうけど、難しいよ!そして本人も周りも溜息の多いこと。こんな環境でよくリカバリ図れたな。陽子偉い。景麒は察して君やめて反省してほしい。鈴と祥瓊の陥る墓穴はどの世界にもよくある。特に鈴。こういう子いるし、そうなっている自分もいるかも。自分のせいでそこにいたことに気付いてからが勝負。下巻にかかります。

  • 再読。
    少女たちの成長物語の仕込み部分なので仕方ないんだが、自己憐憫に浸る祥瓊と鈴にイライラしてしまった。。。
    この部分があるからこそ、後半部分が生きてくるのだけど。

  • 自分を無理矢理不幸にしていないか。
    知識としてただ知っているだけではないか。
    とにかく自分の不幸を嘆き、人のせいにすることは、とても醜いことだと分かる。

  • 下巻の展開のためにはどうしようもないんだけど、上巻はずっと鈴と祥瓊にイライラさせられっぱなしで辛い。
    特に鈴は身につまされる分辛い。なかなか進まなくて。
    それだけに楽俊や珠晶が出てくる場面は気持ちよく読める。

    良くも悪くも下巻の為の上巻。

  • 陽子と二人の女の子がキーパーソンとなります。
    陽子はまだ王になって間もなく、何も知らないことを憂いて街へ勉強しに行きます。そこから物語は始まるのですが、なんだか陽子の周りの人やら女の子の周りの人が女の子の気持ちをわかりすぎるような気がします。途中エスパーのごとく気持ちを読み取っていてびっくりしました(笑。

  • 若い女の子向けなんだろうけど
    自分も自分の生き方を
    反省することしきり

    作者にさとされている気分
    かわいそうな自分に酔ってないか?
    他人にわかって欲しいばかりに
    まわりが見えなくなっていないか?

    ラノベと言われている文学も
    こうやって生きる何かにプラスになれば
    いいんだよね
    ラノベしか読めない若者もガンバレ(@^^)/~~~

    さて、下巻は、陽子が活躍か?

  • 評価は読了まで保留。
    ただおそらく本筋に戻ってきたせいか、ストーリーに躍動感を感じる。
    大人の事情に振り回されてはつらいですな。

  • 十二国記もだいぶ進んできて、本編第三弾。今回は3人の少女たちの物語。

    祥瓊のちょっとわがままな感じに「コイツ…」と思ったり、鈴のあまりの仕打ちにちょっとホロッときたりと、十分この物語にはまっている自分に気がつきました。

    それと、陽子が1作目よりもすっごい成長して、それだけでも立派な女王なのに、自分のふがいなさを自分で解決しようとする姿がかっこいい。自分の非を認めるってすごくつらいことだけれども、それに立ち向かう陽子、応援したい。

  • 自分中心にどうしても考えてしまう私には痛いはなしだった。ものすごく気持ちがわかるだけに、イライラしてるおなご二人にイライラしちゃいました。

  • 他山の石以て玉を攻むべし

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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