窓: Window (講談社X文庫 かB- 2 ホワイトハート 硝子の街にて 1)
- 講談社 (1996年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062552363
感想・レビュー・書評
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ノブは複雑な家庭環境で育ったのち、国籍を自ら選択し、今はアメリカで幼馴染・シドニーのそばで暮らす。
二人が文通で友情を繋ぎ合った話がスキ♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この巻だけ3回ぐらいよんでるけど毎回犯人忘れるわ。
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再読、です。
最初に読んだのはいつかなぁってぐらいに昔の思い出。発行日が1996年ですからね。そもそも、私が買った本じゃないし。
なので掘り起こしてきて再読です。
「硝子の街にて」シリーズの第一巻。
このシリーズは案外お気に入りで、たまに読み返したくなります。NYが舞台で、幼なじみの二人組のミステリー……というと、なんだか違う気がしますが間違っちゃいない。ボーイズラブの要素も有りですが、とりあえず一巻ではそこはおまけ感覚かと。
このシリーズは、私としては心情的な要素が好きなので、ミステリーという感覚は薄いのですが(推理があるってものでもないし)人間の「ああ、わかるわかる」みたいな感覚を一巻から思わせてくれます。
副題の「窓 WINSOW」はウィンドウズと病院の窓。
窓って、こういう風に思うの結構わかる。
ちなみに全然ストーリーとは関係ないですが、読み返して脇役の堀田さんが大変可愛らしく思われました。ほんと、どうでもいい感想だ(笑) -
現在7巻まで読破。
キャラの味がいい。
エロを前面的に押し出していないところが好き。
切なくじんわりと愛の感じられる作品。
また、ミステリー的な部分もあり、ミステリ好きのBL好きさん(私とか)にはもってこいだと思う。
時代背景(湾岸戦争やツインタワー等)を元に描かれるストーリーも時たまあり、少し話題が重くなる時もある。 -
20巻続刊。推理と友情と愛情と。
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<あらすじ 裏表紙から抜粋>
喧噪のタイムズ・スクエアで、失踪する車列げ彷徨い出た、ひとりの日本人女性……。彼女を助けたのは、NY市警刑事シドニー。彼女の心を救ったのは、ノブこと伸行!?記憶喪失の彼女の過去に、なにが起きたのか。次々と浮かぶ事実に翻弄されるふたり。孤独な愛憎が引き起こした哀しい結末!!――欲望と甘い罠に落ちた虚飾の街マンハッタンでの、どこまでも純な伸行とシドニーの“友情”と“純愛”のNY物語。
</あらすじ>
とりあえずBLのカテゴリに入れましたけれども、ミステリーの要素のが今のところ強め…だと思うんですが。わたしはどちらも好きなので一石二鳥でした。こういう形でも少しでも向こう(アメリカ)の雰囲気が味わえるのもうれしいところ。あまり期待はせずに読んだのですが、意外と面白かったのでよかった。ミステリとカテゴリしてしまうと不満は残りますが、BLとカテゴリすれば星四つ。これからのシドニーと伸行に期待。
というか、伸行、初め全然かわいくないかと思ったら…すごいかわいいー。