テュロスの聖母 (講談社X文庫 はD- 4 ホワイトハート アレクサンドロス伝奇 1)
- 講談社 (1997年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062553339
作品紹介・あらすじ
世界中の猥雑を集めたような、フェニキアの貿易都市テュロス。奴隷の身分から、娼窟に買われたサラは、客をとらねばならない年に成長していた。しかし、身元不明の異国人との出会いから、歴史にうずもれようとしていた彼女が、華華しくも過酷な表舞台の主人公への道を歩み始める。のちに西アジアを中心とし大帝国を築くことになるマケドニアに向けて、今、壮大なドラマが、東地中海に帆をあげる。
感想・レビュー・書評
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全7巻
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少年ハミルと娼婦サラの元に身元不明の青年リュシアスが来た事から始まる長編。サラが薬漬けにされたり、ハミルが従姉妹に金を無心したりと、文無し生活の描写がリアル。ラストでリュシアスの素性がマケドニア王の庶子だと判明する。
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榛名しおり先生の作品にハマったのがこれきっかけ!
なんせ・・・ハミルがかっこいいのだよ・:*:・(*´艸`*)・:*:・
ハミルに惚れちゃったもんで・・・
初めて作家さんにファンレターを書いちゃって!
しかも直筆のお返事がきちゃったよ・・・!!!!(((( ;゚Д゚)))
サラも素直でとってもいいこ・・・
リュシアスに至ってはそこらへんにいそう・・・ww
カイも好きよカイ(*>ω<*)カイルーズ♪♪ -
アレキサンダーの兄と彼が旅先で出会った娼婦の少女とのお話・・・がメインだと思う。全7巻です。王になる前のアレキサンダーとかが出てきたり、登場人物が多くて楽しいです。古代地中海がなんとなく好きですという方は是非読んでみてもらいたいです。1巻は「世界中の猥雑を集めたような、フェニキアの貿易都市テュロス・・・(紹介より」から始まります。
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地中海を舞台にしたティーンズ文庫。
地中海ならテュロスからカルタゴまで、どこへでもいきます。
基本はヒロインの成長と恋愛がメインですが、アレクやセレウコス、バルシネ等マケドニア関係は意外に沢山登場します。
所詮ティーンズ文庫と、あまり期待せずに手に取ったら、いい意味で裏切られました。 -
とても印象深い本。切なくて苦しい。どのキャラクターもみんな素敵で、続きもとても待ち遠しかった覚えがあります。
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これを一気読みできる人は幸せだ…
当時はじったんばったんしながら新刊を待っていたものでした。 -
全7巻
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アレキサンダー大王が即位する前の歴史を、史実とフィクションを上手く交えながら読ませてくれるお話です。主人公はテュロスに住む少女サラ。このサラと歴史がどう絡んでいくのかが読み応えたっぷりに書いてあります。オススメです。