- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062553469
作品紹介・あらすじ
叩かれた左頬を押さえ、敏生は茫然と天本の顔を見つめた。手の下で、頬が火のように熱く疼いている。(天本さんが…僕のこと…ぶった…?)信じられなかった。けれど-けれど。「天本さんは…いらないんだ。…僕なんか、いらないんだっ!」「敏生っ!」追儺師・天本と半精霊・敏生。十月のイギリスで見た恐怖とは?ネオ・オカルト・ノヴェル。
感想・レビュー・書評
-
4巻目。
ずっと謎の女性だった「美代子」さんがロンドンから幽霊がらみの事件でSOS。
天本が即決で行くことにしたことに嫉妬心を燃やす敏生クンです。
(2006年10月21日読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホムンクルスの話
ロンドンとかイギリスの話は、作者が留学?経験があるせいか多く出てくる。 -
4
-
いいなーロンドン。キャラの違う龍村先生と小一郎が好きです。そして相変わらず飯が美味そう・・・。
-
叩かれた左頬を押さえ、敏生は茫然と天本の顔を見つめた。手の下で、頬が火のように熱く疼いている。(天本さんが…僕のこと…ぶった…?)信じられなかった。けれど―けれど。「天本さんは…いらないんだ。…僕なんか、いらないんだっ!」「敏生っ!」追儺師・天本と半精霊・敏生。十月のイギリスで見た恐怖とは?ネオ・オカルト・ノヴェル。<br>
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062553465/crazymoon0b-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4062553465.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062553465/crazymoon0b-22" target="_blank">倫敦奇談</a></div><div class="booklog-pub">椹野 道流 / 講談社(1998/04)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:108,718位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/3.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/3.gif" align="absmiddle">じわじわ楽しくなってきます<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062553465/crazymoon0b-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/crazymoon/asin/4062553465" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div> -
少しだけ(だいぶ?)二人の関係が深くなったような気がするこの1冊。
今回の舞台はロンドン。元・同居人である美代子さんと尾沢さんに起きた怪奇現象を解決するのが今回の仕事。思わぬ偶然で出くわした龍村さんも加わって、少し切なく話は進んでいきます。
天本さんの一言に傷付いた敏生は、心が癒えないままに美代子さんからも辛い言葉をかけられ、切ない感情の中に身を置くことになった前半。以前以上に絆が深くなったように感じる後半と、切ない結末。
読んだ後にホッとするような安堵感や優しさを感じられる一冊であり、天本さんの過去に一体何があったのかと、気にしながら続きを読みたい1冊です。