- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062555616
作品紹介・あらすじ
「母さ…やめ…」振りほどこうともがく、まだ少年だった天本を、母は信じられないような力で押さえつけていた。「…消えて」細い指が、ぎりぎりと天本の首に食いこむ。「消えてしまいなさい、おまえなど…!」過去の悪夢を見はじめた天本のもとに、ベトナムから届けられた父の手紙。いま、失われた記憶の扉が、ゆっくりと開きはじめる-。
感想・レビュー・書評
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奇談シリーズのたぶん・・・13冊目?
今度の依頼はある壺をあるべき場所に返したいというものだった。
ベトナムに飛ぶ森と敏生だがとっても暑いので森は戦闘不能になりそう?
(2007年03月15日読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベトナムの話
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13
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「母さ…やめ…」振りほどこうともがく、まだ少年だった天本を、母は信じられないような力で押さえつけていた。「…消えて」細い指が、ぎりぎりと天本の首に食いこむ。「消えてしまいなさい、おまえなど…!」過去の悪夢を見はじめた天本のもとに、ベトナムから届けられた父の手紙。いま、失われた記憶の扉が、ゆっくりと開きはじめる―。<br>
天本父・・・怖すぎます<br>
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062555611/crazymoon0b-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4062555611.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062555611/crazymoon0b-22" target="_blank">雨衣奇談</a></div><div class="booklog-pub">椹野 道流 / 講談社(2001/07)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:136,159位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/3.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/3.gif" align="absmiddle">オススメです<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062555611/crazymoon0b-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/crazymoon/asin/4062555611" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div> -
第2部の幕開けとなるこの作品では、天本さんのお父さんも登場します。
今回の舞台はベトナムのホーチミンとハノイ。依頼人の夫が戦争中に少女に託されたという壺を、本来あるべき場所に返すのが今回の仕事。暑さのせいでぐったりした天本さんと、どこでも元気な敏生。そして、偶然旅行中だった河合さんも加わって、仕事ではあるものの、敏生にはそれなりに楽しい旅行になったんじゃないかな、と思えるこの作品。
天本さんとお父さんとの間に何があったのか非常に気になるものの、今回もとても暖かくて優しく、少し切ない作品でした。
敏生の天本さんへの想いはモチロンのこと、小一郎の天本さんへの想いにも注目ですよ。