背信の罪深きアリア 英国妖異譚SPECIAL (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062556835

作品紹介・あらすじ

四月初め、ユウリは両親のもとを離れ、英国の全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロに入学した。転入早々『贖罪の間』で見かけた少年-、だが、ユウリ以外には、その少年の姿は見えていなかった。それから、毎日のように、部屋にでる霊のために不眠症になるユウリ。霊の正体は?何故に彷徨う?大好評「英国妖異譚」スペシャル編。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • ユウリ転入してきたばかりのころの話。挿絵も若い!ウワサの「真珠」も登場!

  • 2010年1月25日読了

    閑話休題ということで番外編。
    前回、ヒューが舞い戻ってきたので、その延長という形でユウリが転入した当初のお話になっている模様。霊的な現象が関わっては来るけど、メインはユウリが周囲に馴染んでく話が中心。この頃はまだ力のことを誰にも話していないから、自力で解決へ導いたんだけど。
    やっぱりユウリは見た目=中身ではないんだよね。日本人側の血が比較的濃いのか、ユウリの外見てやっぱり幼く見えるんだろうし。ちょっとみんなが侮ってたって感じ(笑)でも人を惹きつけてやまないんだよねヽ(^o^)丿

    後、今では仲良しで周りから羨望の目で見られるグループは、この時点では今ほどの団結力なかったんだなーと(笑)というか、繋がりが薄い…んだよね。多分、ユウリが継ぎ目になって親密になってくるような気がする。シモンなんか自ら歩み寄りたくなっちゃう…みたいなこと言ってたしな。つか、そこまで親密さがない時にするシモンの行動が友達の範疇越えてた。こりゃ確実に毒されてるとしか言いようがないwww

    ユウリの家族もちょいちょい出てきましたねー。
    セイラはいいお姉さんで、無防備で鈍感なユウリが心配。忠告するけど、その内容すら「??」ってな感じのユウリに半ば呆れてる(笑)
    隆聖は多分…ユウリを囲ってたいんだろうなwww 口では厳しいし冷たいけど、誰よりもユウリを心配してる。じゃなきゃ、密かに調べたりしないでしょうよ(セイラが多分調査済みとか言ってたwww)シモン&アシュレイVS.隆聖が楽しみですね!
    ユウリはそういう人たちに好かれやすいって、セイラが気にしてたので、今後も英国~をそういう方向で見ていこうと思う!(爆)

  • まだユウリに甘くないシモンが見られます。

  • 出会い編。

  • 数年後の彼ら(ユウリとシモン)を思うと、かなり生温い笑みが浮かびますが、かなり好きなお話。ナチュラルにユウリを独占してるシモンと自覚があるが故にモヤモヤしてるヒューとの微妙な三角関係(違)。
    ついでに、ユウリって「本物」だったんだーと思ったりしました。しっかり捕まえとけ、シモン。

  • ヒュー、シモン、みんなとの出会いが描かれた作品。兄弟愛でも魅せるすんごいステキな作品でした。

  • 番外編。ユウリが転入したばかりの話。

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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