- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062556866
作品紹介・あらすじ
母親譲りの青い髪と紫色の瞳の愛らしい少女セリセラは、特別な力を持っていた。ある日、セリセラは、"神々の聖堂"で、ケヴィンという金髪の少年に出会う。彼は、謎の土人形の出現によって蔓延する疫病と、穀物を滅す災厄から自国を救うため、神の力をいただきに訪れたのだ。そこで、"お友達になってくれる"ことを約束して、魔法を使ってしまったセリセラ。-この幼い力が、歴史を動かすことに。
感想・レビュー・書評
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【アリエラ編】の続編。エフェラの娘・セリセラの成長を描く三部作。
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これまた、上中下3冊一気読み作品。
むちゃくちゃな設定というのかなんというのか。さすがヤングアダルト!と思わないこともないけれど、さすがに筆力があるというのか。
奥付というかを見てみると、これかなり壮大(?)なシリーズの中の作品なのね。
大きな世界観の中でシリーズがいくつかあって、その中の脇道の一つ、とりあえずこの子にフォーカスしてお話を書いてみました、的なもの。
こういうのにあたると、いろいろなことを現実とてらしあわせて考えちゃうなぁ。
あ、いや閑話休題。
世界観がしっかりしている分、すごくキャラクターが個々にたっているのが、読みやすい理由だと思う。
そういう意味では、個性的なキャラクターとその心情がわかりやすいので、良い作品だなぁと思う。
ということで、このシリーズも今後楽しみに借りてきたいな。
予約しないとだめかなぁ。 -
最強に可愛く最強の力を持つセリセラが、
傍若無人に振る舞うお話。
このお話をまとめ上げたひかわさんは
本当に凄いと思います。