尋牛奇談 (講談社文庫X文庫ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 91
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062557320

作品紹介・あらすじ

-初夏の一日、自宅の広い物置で、天本森は悪戦苦闘していた。尤も、闘っていた相手は、妖魔ではない。「読者クイズにするんです、お願いします〜」と編集者に泣かれ、高校時代の写真を捜していたのだ。捜せば、龍村が強引に撮った遠足かなにかの写真があるはずだった。だが、「これは…」ぎょっとして、手を止めた。見つかったのは、あまりにも思いがけない品物だった…。

感想・レビュー・書評

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  • 尋牛図が出てきたことしか覚えてない

  • パパさんが出てきたのでちょっと痛め。
    結構ヘビーな愛だと思われます。これは。

  • 【 物置にあった小箱が、新たな闘いを呼ぶ… 】  

    読了日:2005.11.07
    分 類:長編
    ページ:286P
    値 段:630円
    発行日:2004年4月発行
    出版社:講談社X文庫ホワイトハート
    評 定:★★

    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ------------------------------
    文 章 :★★★
    描 写 :★★★
    展 開 :★★
    独自性 :★★
    読後感 :★★+
    ------------------------------

    ---【100字紹介】-----------------------
    読者クイズにする過去の写真を物置で探していた天本は、
    小箱を発見する。中から現れた品物に導かれ、
    前作の傷も癒えて完全復帰を果たした敏生と、
    思わぬ長期休暇を手に入れた龍村とともに一路、
    島根・足立美術館へ!
    ----------------------------------------

    一応、このシリーズの紹介を。
    雨の夜に行き倒れた、人間と精霊のハーフである琴平敏生。彼を助けた若手ミステリー作家の天本森(あまもと・しん)。この2人が主人公となります。シリーズの最初の頃はぎこちない関係でしたが進むにつれて同居人からもう少し格上げ、って感じ。この天本、実は霊障を扱う謎の組織の追儺師という裏の顔を持っています。敏生は天本の誘いを受け、初心者ながら術者として組織に加わることに。完璧な接客能力をもつ組織の担当エージェントの早川知足や、法医学者であり、森の高校時代からの親友の龍村泰彦、森の師匠である盲目の術者・河合純也などの個性派のメインキャラに加え、最近では天本の実父であるトマス・アマモトが最大の敵として不気味に立ちはだかっているという感じ。


    さて本作。ええと、ある意味、急展開です。
    でもいかにもこれから始まる「何か」のプロローグという感じでもある。「多分こうだろうなあ」ときっと読者の誰もが想像していたことがさらりと事実として語られていく様は、まさに読者も天本になりきってきくことが出来るかも。天本だって、きっと想像はしていたはずだから。

    このシリーズは、「シリーズである」ことを前提に書かれているので連載漫画のようなノリになっています。必ずしも、本作1つで綺麗にまとまっているとは言い難い。出来事としてはむしろ、裾広がりな感じです。次へのつなぎ、という感が強い。それでも著者が、これを1作としてまとめようとするのはよく伝わってきます。まとめあげるのは、心情として。キャラたちの心の動きに強弱をつけ、巧くまとめています。これが内容的には1作のまとまりとしては弱いにも関わらず、綺麗に1つの作品に仕上げています。ま…、気になるのは気になるんですけど。据え置かれた内容とか。次回作の楽しみということにしておきましょう。


    ●作品データ●
    ------------------------------
    主人公 :天本 森、琴平 敏生
    語り口 :3人称
    ジャンル:オカルト・ライトノベル
    対 象 :ヤングアダルト
    雰囲気 :オカルト、BL要素あり
    ------------------------------


    「確かに、お前が人間である以上、二親があるのだろうが…あの化け物じみた父親に嫁ぐとは、お前の母親は豪気な女に違いない。会ってみたいものだ」
                    (辰巳 司野)

  • ―初夏の一日、自宅の広い物置で、天本森は悪戦苦闘していた。尤も、闘っていた相手は、妖魔ではない。「読者クイズにするんです、お願いします〜」と編集者に泣かれ、高校時代の写真を捜していたのだ。捜せば、龍村が強引に撮った遠足かなにかの写真があるはずだった。だが、「これは…」ぎょっとして、手を止めた。見つかったのは、あまりにも思いがけない品物だった…。
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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2021年 『妖魔と下僕の契約条件 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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