犬神遣い (講談社X文庫 さH- 1 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062557368

作品紹介・あらすじ

近未来。犬神遣いは呪いを「仕事」とする公務員である。わずか十七歳で、犬神を完璧にコントロールできる晶に、刻々と近づく「その日」。犬神一族である唆神家の跡継ぎを決める儀式である。自分を護ってくれる犬神の強さは、心の強さで決まるという。純粋に、魂の力で戦い抜くのだ。果たして晶は、妖の蠢く森の中で、命を落とさずに戦い抜くことができるのか?今、「運命」を賭した戦いが始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、ルルルとかビーズログとか、十代半ばから後半の女の子向けのライトノベル、いわゆるティーンズ文庫・ガールズ文庫というのが目に見えて増えてきましたが、ちょっと軟弱すぎるんですよね。
    ストーリーや展開、キャラ設定が。

    でもこちらは、正統派のファンタジー文庫なので、男性・女性問わずに幅広い年齢層でイケるかと思われ。
    その分、ちょっと辛辣だったり、グロい部分があったりもするんだけど。

    全ての戦いが終わってからの、「誠人=九罐の告白」「犬神遣い発祥の秘密」は必読です!

    えっと、調べたところこの作家さんの作品は2作品のみ。
    この「犬神遣い全2巻」と「鍵の猫」だけのようです。

    もったいないですね。
    表現力もいいし、ストーリーの展開といい、とても力のある作家さんなのに、なぜ2作品のみなの?
    って思うんですが。

  • 図書館でお借りしました。

    悪くはないんだけど、今ひとつ惜しい感じが。

  • 自分の子孫を自らの手で殺める神の気分ってのは、どうなんでしょうね。

  • 09.04.15 読了。

  • 天涯孤独の少女に降ってきた「犬神遣い」の家の宗家の地位。
    陰陽師や占い師が国家資格になっている時代、宗家の地位をめぐって一族が争う世界。
    いままでの日常の常識が通用しないところ。
    「それでも宗家を継ぎますか?」
    異母姉と彼女の元婚約者にそう聞かれ、晶はうなずく。
    自分の居場所を掴み取るために。
    ……なーんかシリーズものっぽい感じもしますが、これ一作で終わってもOKな気も。

    イラスト / 橘 水樹&櫻 林子
    デザイン / 山口 馨

  • 近未来。犬神遣いは呪いを「仕事」とする公務員である。わずか十七歳で、犬神を完璧にコントロールできる晶に、刻々と近づく「その日」。犬神一族である唆神家の跡継ぎを決める儀式である。自分を護ってくれる犬神の強さは、心の強さで決まるという。純粋に、魂の力で戦い抜くのだ。果たして晶は、妖の蠢く森の中で、命を落とさずに戦い抜くことができるのか?今、「運命」を賭した戦いが
    始まる!

  • 私のもっとも苦手とする陰陽師もの。まったく理解不能な世界。
    言葉の使い回しや話の展開はうまいと思う。
    本人を知ってるだけに、彼女の口から朗読を聴いているような錯覚に陥る。
    このジャンルでなければもっと楽しめたのに・・・・
    人の体から犬が出てくるはずないじゃん!!!

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