雄飛の花嫁 涙珠流転 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 160
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062557658

作品紹介・あらすじ

珠枝は綏国公主。先王の寵子でありながら、父王亡きいま、愛らしく美しい異母妹、仙華の陰で心細い日々を送る。そんななか、大陸では巴飛鷹率いる閃国が勢力を広げ、綏との間で緊張を高めていた。そして、和睦のため、珠枝が閃の王妃として差し出されることに!三年経ったら、必ず迎えに行く-幼い日から慕い続ける異母兄の言葉を信じ、見知らぬ国へ嫁ぐ珠枝を待ち受ける運命は、いかに。

感想・レビュー・書評

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  • 中華ファンタジー、気丈で聡明な女性、戦う女性にハッピーエンドと、悉く私のツボをつきまくってくれる作品でした。いえ勿論度量の広い殿方も好きですが。

    珠枝と飛鷹の物語である以上に、珠枝の物語であるお話です。
    聡明でありながらも、後宮という閉じた世界で育ったが故に頑なで幼かった珠枝が、成長し、閃国の正妃として、自分が出来ることを模索し歩んでいく様子は読みごたえがあります。
    それを支える夫の飛鷹も、その器の大きさをいかんなく発揮。こんな旦那が欲しい(笑)
    そして珠枝の護衛である蓮(女武官)のかっこよさは痺れます。

    同じ他国との政略結婚でも、現実の文成公主(吐番に嫁入りした唐の皇女)は悲劇ですが、珠枝はきっと幸せな生涯をすごしたことでしょう。
    十二国記や彩雲国物語が好きな人にはオススメです。

  • 中華風ファンタジー。
    主人公の、幼いゆえの甘い考えや希望が現実にさらされて傷つき、それを受け入れていきながら成長していく話。
    主人公の心の葛藤が結構書かれているのだけれど、ここまで長くする必要もなかったかな、という感じ。もう少し違うアプローチで主人公の心理に迫ってほしかった。
    閃国は、巨大新興国ということだけれど、その辺りのゴタゴタした感じは一切ない。新興国ならもっと内乱とかざわついたものがあってもいいと思うのだけれど、臣下も皆穏やかだったりするし、飛鷹もそういう国の主で女に不自由してないというわりには、全く他の女の影もない。もうちょっとドロドロしてもよかったと思う。
    最後の、主人公の出生に関する秘密の暴露があったけれど、あれは必要だったのだろうか。父親が誰であれ、何も結果は変わらないと思うのだけれど。

    でも面白くて一気に読んでしまうくらいに惹きこまれたので、次回以降に期待。

  • 話を進めるのに手一杯で、人物描写にまで手が回っていない印象。恋愛小説である以上、特に主人公の感情はしっかり描写すべきだったと思う。できれば2冊に分けるくらいの事はして欲しかった。

  • いかにも女子が好みそうな戦国ラブストーリー。人物描写がうまいのか、物語の世界にすぐ入り込めた。飛鷹の男気にグッときた女子も多いのでは。シリーズらしいので、他のも読みたい。久々にライトノベルもいいなぁと思えた、純粋に楽しませてくれた本。

  • 敵国に人質として嫁ぐ公主の物語。全体的に粗さが目立つけど、内容は個人的に好きです。

  • 1巻完結は、読みやすいです。
    珠枝(しゅし)の弱さや過去を、全部受けとめる飛鷹(ひよう)素敵です。

  • 花嫁シリーズの1作目、人質として隣国に嫁ぐ公主の話。シリーズでこれがいちばん好きだなー。主人公の心の動きがとても好き。飛鷹さまが完璧+紳士すぎる気もするけど、それはそれで。
    何回読んでもドキドキする。

  • 切ないけど、ちゃんとハッピーエンド。
    他の花嫁シリーズの中でもやっぱり1番好きです。

  • 切ないお話なのかなと思って手に取った本です。
    切ないけれど救われる話です。

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