傀儡奇談 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 94
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062557788

作品紹介・あらすじ

「あれ?もしかして-琴平さん?」人気テーマパークに小一郎たちと遊びにきていた敏生は、人込みのなかで誰かに呼ばれ、振りかえって、目を丸くした。かつての事件で会った懐かしい顔-当時は女子高生だった二人の女性の姿が、そこにあったからだ。その二人から持ちかけられた、ある相談事。「あるひとから預かってくれって頼まれたものがあるんです。でも、それが…」思わぬ事態が手繰り寄せられようとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • [操り人形は、不気味な事件を手繰り寄せる…]   

    椹野道流の「奇談シリーズ」の第23作。
    いつものキャラがいつものように繰り広げるお話。
    作品としてのまとまりはよいです。
    ちょっと安定志向すぎるのが難点といえば難点、
    長所といえば長所です。


    読了日:2006.01.07  
    分 類:長編  
    ページ:266P  
    値 段:580円  
    発行日:2005年1月発行  
    出版社:講談社X文庫ホワイトハート  
    評 定:★★+  

    ●作品データ●
    ----------------------------------
    主人公 :天本 森、琴平 敏生
    語り口 :3人称
    ジャンル:オカルト・ライトノベル
    対 象 :ヤングアダルト
    雰囲気 :オカルト、ややBL
    イラスト:あかま日砂紀
    ----------------------------------

    ---【100字紹介】----------------
    人気テーマパークに遊びに来ていた追儺師・天本の助手・敏生は思わぬ人と再会する。かつて天本達が解決した事件の関係者だった彼女らは、それぞれ新しい道を歩んでいた。しかし奇妙なことに巻き込まれているようで…
    -----------------------------------


    椹野道流の「奇談シリーズ」の第…23作?もうそこまでいっているのですね。ホワイトハート刊ですから、まあ10代女性向けのライトノベル。

    主人公は、表の顔は若手ミステリ作家、裏の顔は霊障を扱う謎の組織の追儺師の天本森と、その助手で、人間と精霊のハーフである琴平敏生。主人公2人は男同士ですが恋人です(←ちょっと気に食わない)。

    あとは、前作から天本家に居候中の、森の高校時代からの親友・龍村泰彦。彼はご存知の方はご存知(当然ですが)、椹野道流の講談社ノベルスでのオカルトミステリ「法医学教室奇談シリーズ」にもしばしば登場の、監察医をやっている、あの龍村先生です。


    本作では久し振りに登場のあのキャラが。3回目の登場かな。ちゃんと成長して、新しい生活を送っているサブキャラたちを見ると、この世界はきちんと動いているんだな、と思います。こういうの、いいですね。思わず「しばらく見ないうちに大きくなったねえ!」みたいな、親戚のおばちゃんみたいな台詞を吐きたくなります(笑)。

    そのキャラの片割れは、今では趣味でバンドを組んでボーカルをしていたりするのですね。今回の事件は、彼女がファンから託された人形。彼女そっくりのその人形はあやつり人形なのですが、渡したファンは「しばらく預かってください。私に何かあったらこの子をよろしく」なんて、不穏なことを言い残してライブに来なくなるのです。不気味ですね。不気味なんですよ。何しろ人形ですし。人形が鍵を握る、というのはホラーやオカルトではすっかり定番ですね。だってやっぱ怖いですからね。

    行き着いた先は、まあありがちといえばありがち、でも変わっていると言えば変わっている、という感じ。作品としてのまとまりはよいです。ちょっと安定志向すぎるのが難点といえば難点、長所といえば長所です。



    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ---------------------------------
    文 章 :★★★
    描 写 :★★★
    展 開 :★★
    独自性 :★★
    読後感 :★★★
    ---------------------------------


    菜の花の一押しキャラ…龍村 泰彦


    「だいたい、考えてもみろ。デートのときに双方が腐臭を漂わせてるカップルなんざ、ぞっとせんだろうが」(龍村 泰彦)

    ある人との関係を聞かれて。とゆーか、片方でもぞっとしませんけど…

  • 「あれ?もしかして―琴平さん?」人気テーマパークに小一郎たちと遊びにきていた敏生は、人込みのなかで誰かに呼ばれ、振りかえって、目を丸くした。かつての事件で会った懐かしい顔―当時は女子高生だった二人の女性の姿が、そこにあったからだ。その二人から持ちかけられた、ある相談事。「あるひとから預かってくれって頼まれたものがあるんです。でも、それが…」思わぬ事態が手繰り寄せられようとしていた。<br>
    <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062557789/crazymoon0b-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4062557789.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062557789/crazymoon0b-22" target="_blank">傀儡奇談</a></div><div class="booklog-pub">椹野 道流, あかま 日砂紀 / 講談社(2004/12/25)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:83,872位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/0.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062557789/crazymoon0b-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/crazymoon/asin/4062557789" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • お馴染み天本森、琴平敏生、龍村泰彦が活躍し、霊障事件を解決してゆく。今回はUSJから事件が始まる・・・?

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2021年 『妖魔と下僕の契約条件 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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