竹の花‾赫夜姫伝説 英国妖異譚 10 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062558068

作品紹介・あらすじ

夏休み。富士山噴火の危機のなか、一足先に日本に帰国していたユウリを追って、シモンも来日した。その頃、ユウリは従兄弟であり、霊能者として絶対的な権威を持つ幸徳井隆聖に禊祓いをさせられていた。隆聖は富士山の沈静化のためユウリと一緒に、術を施そうとしていたのだ。一方、骨董品を持って京都に来たアシュレイ…。ユウリをめぐるスリリングで、アブナイ休暇。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • 日本での夏休み。富士山噴火。林柯!幸徳井隆聖。古月。刑事二人。かぐや姫。嫦娥。

  • 2010年2月12日読了

    そんなわけで日本編。
    シモンも去年の約束をきちんと履行することができてご満悦なんじゃないでしょうか?最後にはセイラが縫ってくれたというユウリと色違いの浴衣着て縁日ですものね!最後だけ見れば、 まさしくハッピーEDなんですけども。……相変わらず、引きずるような謎がいくつか残されて終わりました。それはそのうち明かさ れていくので、今はまだ彼らの動向をのんびり見守るだけです(^o^)丿

    9作目で確実にシモン→ユウリが無意識とはいえ鳳の中で確立したので(笑)日本でのバカンスをど うイチャイチャ過ごすのかと思ったら…!!日本にいるアシュレイ…のような従兄・隆聖が立ちはだかるー!!(;一_一) 彼の横柄と言うか俺様と言うか、立場が立場だけに年季入ってて、シモンでさえ牙城を崩せない模様。シモン は客人と言う立場、ユウリの為に黙っていた可能性はあるけれど。
    そう考えると、セイラってとってもシモンに近い人間なのかも。考えていることや、心配している内容はおおよそシンクロしていることが多いからねー。
    セイラはユウリとはまた趣の違う、美人でしゃきしゃきした感じですごく好感がもてました★ユウリみたいな弟を持つと、ああいう姉が出来るんでしょうか?(笑)だからって女性らしさを失わないセイラが素敵です!

    アシュレイは、今回彼らしくない部分がチラチラ見えましたね。
    いくら彼自身が取引するにいいと思ったことでも、火口に降りるだなんて無茶すぎる!アシュレイのことだから、勝算なく無茶はしないだろうけど…あれは賭け率が悪すぎたんじゃぁなかろうか?(;一_一) そりゃ、"じょうが"とゲームで勝てば不老不死の妙薬をもらえるとはいえ …ねぇ?しかも、それをユウリにひとつ与えてしまうんだもの!アシュレイは死ななかったですが、死に賭けたことに違いはないよね?つか、地下水脈を通って京都まで出てきちゃうなんて…そしてそれに 耐えられるアシュレイの身体って…お、恐ろし い(ToT)/ でも、それがアシュレイたる所以なんだろうな…。あの人、出来ないこととかなさそうだし。それに戸惑いというか、躊躇いないよねー…(ーー;)

    隆聖が妙にアシュレイを嫌うのは、その背後の雑霊云々の前に、きっと同族嫌悪だと思う(笑)隆聖もかなりキツいなーとか思ってたけど、修行場での事件で落ち込んでいるところが一般人ぽくて親近感(笑)きっと隆聖にアシュレイとの火口での話しても、鼻で笑われるんだろうなー。そういうのは信じてもらえなさそうな気がするのはなぜかww

    ユウリの過去が妙にクローズアップされた回でしたが、そこがどう携わってくるのかなー。
    とりあえず、次回からはいつも通りの学校なので、オニールやマクケヒト先生の活躍を楽しみにしつつ…終わる!

  • 火を克服。

    日本が舞台。
    隆聖氏登場!!

  • 日本が舞台。ついにユウリの従兄弟隆聖が初登場。ユウリの姉のセイラも登場

  • BLを仄めかす内容で、友人止まりにこんなに萌えたのは初めてです! ユーリ(主人公)の天然ぶりには誰だって堕とされますよ。


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  •  ようやくご登場の従兄殿隆聖とシモン・アシュレイとの対決が楽しかったです。
     作者もあとがきで言っていましたが、ホミサイド・コレクションのキャラも登場と豪華キャストで、しかも舞台は日本!
     これで人外が出てくるシーンが(というか会話するシーンが)もっと多ければいいのになあ…。
     マーティンの如くアシュレイ顔負けの魔王なんかが出てくればもっと楽しいと思うんですが、今回登場の嫦娥も結局アシュレイに負けちゃうし。(ゲームですけどね)
     人間サイドが強すぎるのもとわがままに思ってしまいます。

  • ついに日本へ行くユウリ達。
    英国妖異譚のはずが日本へ行く?矛盾を感じたが、もともと 妖精と幽霊を合わせたホラーを書かれているだけあって日本を舞台にどんな話を書かれるのか興味深い。
     お稲荷とか来るかな?と思ったらかぐや姫?!  (6/8)

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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