鍵の猫―Niki’s tales (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
3.70
  • (5)
  • (4)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062558235

作品紹介・あらすじ

その胸の中には、確かに鼓動する二つの心臓が。その足の裏には、細い三日月にも似た一本の余分の指が。-「鍵猫」は、死んだ人の魂を導く者、導いて向こうの世界に続く扉を開ける者。川の流れるその街の「鍵」を継いだのは、ニキと名づけられた仔猫だった。が、「鍵」となったが故に記憶をなくし、成長さえ止まり、ましてや扉を開く術など持たない幼いニキ。開けなければ、この世界に亀裂が入ってしまうのに-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 生と死を流転するのは人間(=魚)だけ。魚もどき(=死んだ人)を 送る 猫と、稚魚(=生まれてくる人)を 運ぶ カラス。近くて遠い、同じなのに正反対の 光と影。それら皆が、眠っている大きな魚の夢であるという、夢物語。ニキと隼人の師弟愛?鍵猫レッスンの日々がかわいくて好き。

  • 読んでいてとても優しい気持ちになれる本。友情やどうにもならない摂理への切なさみたいなものがきゅっと詰まってます。透明感溢れる物語でした。

  • 可愛い!
    思わず叫びたくなるお話です。
    可愛くて、でもちょっぴり切なくて、ステキなお話。
    かなり、オススメ
    ホワイトハートにしては、珍しい作品…だと思う。

  • 猫が主役の物語。ニキの挙動ひとつひとつが可愛い!

  • 黒い仔猫のニキは気がついたら心臓が2個になってました。
    おまけに色が見えます。めったなことでは死にません。
    前足の裏に突起が出来ました。
    これ全て「鍵猫」になったしるし。
    鍵猫のお仕事は、死んでしまった人間の魂であるサカナモドキをあの世に送るための扉を開けること。
    先輩猫に教えられ、人間の魂をこの世に運ぶカラスに出会い、自分の過去の記憶を探すニキ。
    カラスのしゃべり方が独特なかんじで面白い。続きがあるような話ではないですし、1冊でまぁまとまってますね。
    もう一冊読んでみてもよいかな。

    カバー・口絵 / モーリーあざみ野

  • 表紙に惹かれて買ったはいいが積読。早く読め。
    ※めっちゃ時間かかったけど読了

全6件中 1 - 6件を表示

西門佳里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
米澤 穂信
くるねこ大和
有川 浩
万城目 学
上橋 菜穂子
有川 浩
くるねこ大和
ポール・ギャリコ
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×