堕天使奇談 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 96
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062558525

作品紹介・あらすじ

天本家近隣の会員制スポーツクラブ。本を読みながらマシンを使っていた女性が突然倒れて死亡した。居合わた天本は、彼女の本に奇妙な図案の栞が挟んであるのを発見する。四つの羽と顔を持つ、どこか禍々しい、人に似た生き物の図案。前後して、河合の知人が死に、天本に調査の依頼が。彼女の居室を調べた天本は愕然とする。そこには、あの図案の栞があった…。

感想・レビュー・書評

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  • ひとまず窮地を脱してひと段落。主人公二人もらぶらぶのんびりです(笑)

    今回、テーマは重くとも話の内容はさほど重くならず、敏生も天本さんも無事五体満足で仕事を終えられました。よかったよかった(笑)
    別シリーズの主人公でもある、司野と正路君も結構でばっています。椹野先生の、こういったシリーズ間での繋がりがとってもとっても好きです。彼らが『生きて』いる「世界」があるのだと感じられるから。勿論、鬼籍の方での龍村先生登場にも大喜びしていましたよ。
    さて、この堕天使奇談、河合師匠にズームアップされたお話でした。いつも話しの中だけだった数ある「お姉ちゃん」の一人が登場という、河合師匠のプライベートに迫る結果に。
    「世界に四畳半をもつ男」、河合師匠。でも、彼は決して女たらしな訳ではなく「受け入れてくれる場所」を求めているのですね。それがまぁ、一番手っ取り早いのが色事だったというわけで(笑)

    司野は司野でさり気無く男前発言、むしろ愛の告白を正路にぶちかましているし、今回カップルだらけですねそういえば。独り者の龍村先生が可哀想でなりません。ええ、本当に(笑)

    しかし、何より今回可哀想だったのは小一郎でしょう。p199挿絵の小一郎には笑い転げました。最高です。可愛いったらありゃしない(笑)「獣のような精悍な若者」が部屋の隅で寄る辺なげに暗雲背負って体育座りってのは、中々哀れを誘います。でもそれ以上に笑いを誘うったら(笑)
    正路曰くの「下僕サミット」といい、年少組はなんでこんなに可愛いんでしょうか。

  • 早くお父さんとの決着付けてあげてください…
    もう何年待ってるんだろう、天本さん

  • 突然死した若者達の持ち物に同じ柄の栞が…

    読了日:2006.04.06
    分 類:長編
    ページ:238P
    値 段:520円
    発行日:2006年1月発行
    出版社:講談社X文庫ホワイトハート
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    主人公 :天本 森、琴平 敏生
    語り口 :3人称
    ジャンル:オカルト・ライトノベル
    対 象 :ヤングアダルト
    雰囲気 :オカルト、ややBL
    結 末 :一件落着。
    イラスト:あかま日砂紀
    ----------------------------

    ---【100字紹介】---------------------
    天本と龍村は、読書中の女性が突然死する場に居合わせた。
    本の中には奇妙な栞が…。龍村は監察医の間で噂の、
    近頃の若者の突然死の急増に不審を抱く。
    前後して前後して河合の知人が死に、
    遺品から同じ図案の栞が…! 
    ----------------------------------------


    椹野道流の「奇談シリーズ」の第25作。(CDブック3作品を除く。)10代女性向けのライトノベルシリーズです。

    今回は1作完結もの。最近シリーズ中で進行している「十牛図」からは離れて、これ1作で収束するお話です。

    少し前の作品から天本家に滞在中の龍村先生ですが、本作でもまだまだ滞在中です。あと何作いられるのかな?というか、彼は蓄えが結構あるのですね。1年もお仕事休んで放電していてもOKなくらいに。

    最初の事件は、天本&龍村が遭遇。2つ目の事件はすっかりレギュラーメンバーにおさまった司野&正路が遭遇。そしてもうひとつの事件があり、その依頼は河合から…。

    オールスターでお送りします!な1冊というわけです。連続する若者の突然死の共通点は1枚の栞。栞に描かれているのは4つの羽と顔を持つ、どこか禍々しい人に似た生き物の図案。これは一体何なのか?

    ちょっとミステリっぽいどきどき感を楽しんで下さい。



    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    展開・結末 :★★★
    キャラクタ :★★★
    独 自 性 :★★★
    読 後 感 :★★★
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    菜の花の一押しキャラ…龍村 泰彦

    「実はね、ちょっと下僕サミットを開催してたんだ」
                  (足達 正路)

  • 奇談シリーズの26作目。人買奇談から現在26冊出てますが途中割愛(笑)

    日本全国いろんなところへ行くのでそういった意味で面白いかな?
    あと、ちょくちょく出てくる河合さんという人が大変好みです。残念ながら(?)女好き。

  • 奇談最新作ですね。
    今回のお話は前々回のとは違い楽に読めます。龍村先生が当て馬気味ですがそんなところも天本と敏生の長所なのではないのかと思えてしまうほど可愛いですね。見ていて微笑ましい、愛がテーマの今作品。もちろん司野と正路の絡みも素敵です

  • 2006.1.18

  • 26巻読了しました。このシリーズ大好きです。2周目読んでますから(笑

  • やっぱり師匠はいい味出してますね。妖僕コンビもなかなかでした。
    ・・・しかし、天本さんの人工呼吸、敏生にはないしょかな?

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2021年 『妖魔と下僕の契約条件 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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