愛のレイティングAAA 下 (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 : 井村仁美

• 講談社 (2006年3月2日発売)

作品紹介・あらすじ

アナリストの邦彦は、ビジネス書への執筆依頼をしてきた編集者の大熊から言い寄られ、困惑する。その矢先、恋人の鷲崎が鳥海を抱いているところを見てしまった!公私ともに鳥海と競りあっている事態にショックを受ける邦彦に、NY本社から来ていたジェフリーは、情熱的に愛の告白をしてきて…。表題作をはじめ、邦彦と鷲崎の熱く激しい愛の日常を描いた短編四作も豪華に収録。

感想・レビュー・書評

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月12日]

　本当に、これで終わり……？　と、聞きたくなる感じでした。
　まだまだ続くなら、全然続けばいいのに……
　個人的には邦彦が立派なストラテジストになるまで書いてくれるとよかったなぁ……と思います。
　でも、まぁようやくここらへんで。
　邦彦のすごさの片鱗が見えてきたような気がします。
　今まで、あんまり邦彦がすごいようには書いてなかったからさ！（回りが凄過ぎるせいもあるんだと思うんですが……）

　これくらい、うまいこと、この人、すごいんだぁ……ってことを表現しないとダメだよね！

[とおかさんの感想 · 2006年4月23日]

アナリストシリーズの最終巻。いろいろなものが一気に大団円を迎える形になり、なんだかちょっと、無理矢理な感じもしました。同人からの再録もあり、いろいろ楽しめる本ではありますが。