生まれいずる者よ 金の髪のフェンリル

  • 講談社 (2006年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062558624

みんなの感想まとめ

人間の感情や葛藤が深く描かれた物語で、特にユージンの人間らしさとその背景が印象的です。主人公たちがマーロン博士の遺言を求めて旅する中で、ユージンとセシルの過去に触れることで、彼の恋心や内面的な成長が垣...

感想・レビュー・書評

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  • 代理母のことが、脳裏に浮かんだ本作。
    子と母のつながりは、何を指すのか。お腹に居た時間か、遺伝子か、それとも、生まれてからの時間か。
    そして、子がだれと過ごすかを、だれが決めるのか。そもそも、だれかが決めていいことなのか。

    タウバが言う、「愛情を分類して、どうするつもりだ?」(169p)というセリフ。
    そう、愛情は分類するものではない。ないけれど、それはすべての解決にはならない。あったかもしれない愛情。手の届かない、あるはずだった愛情。それを望むことは、罪だろうか。

    フェンリルは、自分がオリジナルから注がれてきた愛情を思い出し、ソナムの子を血のつながりはなくともたしかな愛情を注いでくれる処に届けることを決意する。


    シリーズ第6作

  • 神話シリーズ6作目。
    かなりユージン特集号(笑
    ラスボスユージンの唯一の人間らしさと、
    その由来を紐解く短編も収録されていてちょっと切ない。
    本編では酷い目にあっているのに
    すごい達観しちゃってるソナムがすごい。
    いくら事情が読めるからって、普通そんなに穏やかではいられないだろう。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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