友-FELLOW- (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
制作 : 茶屋町 勝呂 
  • 講談社
4.07
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本棚登録 : 55
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062558808

作品紹介・あらすじ

二〇〇二年三月十一日。半年前に崩壊した二本のタワーが、漆黒の闇に甦った。「光の追悼」である。感無量の想いで眺めているノブに、東京にいる父・泰行から緊急の電話が入った。祖父が危篤だという。ノブはすぐに東京へと向かった-。その夜、警察無線を使った若い女性のヘルプコールが入り、シドニーは現場へと急行する。「硝子の街にて」シリーズ、いよいよ感動の完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 最初はですね"友情"と"純愛"の物語だったのですが、シドニーがノブ(伸行のことです)に告白するまでに1/5を費やしています。それからおままごとな恋人になるのに3巻。本当の恋人になるのに半年(物語の時間)かかってます。
    二人が恋人になったらラブストーリになるのです。
    それがもうじれったくてですね。「まだかー」といいながら読んでました。
    お話は、ミステリーです。事件が起こってそれを解決しながらラブラブしています。ラブラブしているのはくっついてからですが、熱々です(笑)
    最初は、いろんな意味でシドニーが可哀想で可哀想で(笑)読んでるこっちは楽しいですけどね。

    私の年齢からすると湾岸戦争というのは遠い存在だったのですが、シドニーとノブの話の中にこの湾岸戦争というのは大きくのしかかってきます。シドニーはまさに湾岸戦争で戦ったのですから。
    この物語を読むうちに、湾岸戦争がどのようなものだったのかわかったりもします。その戦争の光と影も。
    物語も現実世界の時間に沿っていますのであの大きなテロ事件もかかれています。もうあの巻が出るときは非常に怖かった。死なないのはわかっていても文字に書かれていることは辛い。誇張がないのがわかるから。今でも読み返すときは泣きそうになります。電車に乗ったときは大変です。間違えて持っていってしまったときはどうしようかと思ってしまいました。

    ちなみにこのシリーズは身内では「NY*モ」と呼ばれております。
    私が布教したのですが、みなこれのおかげでNYに行きたがっています。
    特にシドニーが卒業した陸軍士官学校のウエスト・ポイントに…。
    凄い長いですが一度お金と時間に余裕があるとき読んでみてはいかがでしょう?(布教?)

  • 1から一気読み。このシリーズを揃えてくれてた、地元図書館の司書さま、GJっす。
    これはBL小説と言うのかな?性的な描写はほとんどないけど、2人の甘さが伝わってくる。(キスシーンはよく出てくるけど)
    いやー、おもしろかった。基本的には1冊で完結する物語なのだけど、この2人をはじめとする登場人物がそれぞれ魅力的で、とても物語を楽しめました。また、取り巻く人々のドラマもちょこちょこ描かれたりするので、海外の小説を読んでるような印象がありました。
    某書店のレビューには、2人が中心に描かれてなくて話がぼやける、みたいなことが書かれてましたが、わたしはそうは思いませんでした。
    シリーズは完結してしまったけど、何年かに一回でいいので、年をとっていくシドニーとノブの話を読みたいです。

  • 最終巻。少しの間離れ離れになるけどこれからのためにも今は。

  • この本は分類すごい迷います・・・。BLにしておいた方がいいのかなぁ。。1巻が刊行されたときには予想もつかなかったテロ事件は物語にかなりの影響を与えています。後半を読んでいるときは、9.11が起こった当初のことを何度も思い返しました。NYを舞台にした、ノブとシドニーの友情と愛情の物語です。全22巻。

  • 左の画像が帯つきだ…!<br>
    とうとう最終巻です。これで22冊目。本当に長いシリーズだったのだなぁ、としみじみ。<br>
    基本的に1冊完結の話なので15巻あたりで一度読むのをやめたこともありました。<br>
    が、意図していなかった事件とはいえアメリカのテロ事件のあたりからの流れは素晴らしいものがあったような気がします。<br>
    とりあえずもうしばらく余韻に浸ってから読み直します。

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