- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062558860
作品紹介・あらすじ
ハロウィーンの準備でてんてこ舞いの全寮制パブリック・スクール、セント・ラファエロの生徒たち。だが、そんな喧騒をよそに、霊廟跡地では精霊召喚の儀式を行う怪しい集団がいた。ベルジュ家の災難を解決して、フランスから戻るユウリとアシュレイは、濃い霧で寮に辿り着けない。「迷ったではなく、迷わされた」というアシュレイ。学園でいったい何が起こっているのか。
感想・レビュー・書評
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読了。
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2010年2月22日読了
前回の騒動と同時並行な感じのお話でした。12~14はほぼ繋がった話と考えていいのかもしれない。
シモンとユウリが不在の間、寮で密かに進行していた企みが明らかになるわけですが。…ヒューの件があるので、まだまだ決着というわけにはいかないようです。
そんなわけで前半はセイヤーズとオスカーがメイン。後半、ユウリやシモンが登場しても引き続きセイヤーズが関わってく感じです。
セイヤーズって冷徹なイメージ。それってシモンに対する尊敬のせいでユウリを嫌っているせいのかなって思ったら、そうでもないらしい。自制心を利かせて、ユウリにどっぷり…にならないようにしていたようです。オスカーってよく人を見てるよね、言い当てちゃうんだもん。最終的にはユウリとセイヤーズの距離が縮まって、仲良くなっていたので一安心ヽ(^o^)丿 オスカーだけは腑に落ちないというか、ちょっと悔しい思いをしているみたいですけどね。自分が特別だと思っていたようなので(笑)
近頃、アシュレイだけでなくシモンまでが深く除霊に関わるようになってきたなー。前は一歩引いてユウリを見守るだけだったけど、今はすごく自分から関わろうと積極的。やはりユウリの度を越した献身的さと自分の命を顧みない部分が心配なんでしょう。
つーか、アシュレイ&シモンが超普通に妖精見えてたけど…なんで?他の人には光にしか見えないのに。間近で見ると認識できるってやつ?あまりにナチュラルに「妖精?」とかいうもんだから、2人がそういう類のものが見えないことを忘れそうだった。妖精だけは別なのかな?でも、チャムはロビン見えなかったし。ロビン程度なら姿を見せる、見せないを自在にできそうだけど。あー…でも、湖の貴婦人とか今回の元凶とか、妖精見えてたよな?やはり、そこは妖精次第?もしくはユウリの傍にいることで感化されてきたからなのかな?
そんなわけで、毎回おいしいアシュレイです(待て)アシュレイの良いトコどりは毎度わかってはいるのですが、卒業してから余計に存在感増しているようで…恐ろしいったら!!でも、彼の活躍…いや、暗躍は楽しみの一つでもあるので、よしとしよう。シモンとの底冷えしそうなやりとりもだーい好き\(^o^)/
あ、私はオスカー×セイヤーズ派です(だから、待て) -
253ページ、297ページの挿絵がお気に入りvv
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怪しい集団が静かに動き出し学園に事件を降らす
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2006.07.03
えええ、あの人はど〜なったんっ。……続きが早く読みたいです。「早ければ2ヵ月後」に期待!