- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062559171
作品紹介・あらすじ
革命の象徴であり、人々の希望でもある『金の狼』フェンリルと、『運命の少女』サラ。ふたりを中心にレジスタンスはかつてない勢力になっていた。そんなとき、失敗の許されない作戦に挑むことになる。目標は『ドールハウス』。そこにはある目的のため、少女たちが囚われているのだ!悲劇を食い止めるための戦い。それは、誰のための、何のための戦いなのか?希望と絶望の物語。
感想・レビュー・書評
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【7】冒頭、アショクの9ページに及ぶ運命論が良い。うん、そう思うよ。
あくまでもシリアスな話運びの中、エリアスの嫉妬が可愛いったらありゃしない。甘味成分ほとんどゼロなのに所々で、萌えるわ~♡ 本来ならレジスタンスが一丸となってユージン・キーツに対抗せねば活路を開くのが難しいのに、んな事してる場合か?オーマイガッ!ユージンの思う壺なのか!
とうとう残すところあと1冊(涙)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ自体は、とても面白い。キャラクターひとりひとりの魅力もあるし、ストーリーとしてもこれぞライトノベル、という感じ。だけどこのシリーズの他作品を読んでみたいとは思えなかった。
シリーズものとしては物語の連鎖が魅力よりも疲弊感につながってしまうような。ただそれだけしっかりした構造の作品になっているということでもある、んだろうな。 -
神話シリーズ7作目。
久々のラコタでほっと一息いれつつも、
怒涛のように展開していくレジスタンスたちの動きと
最後にはユージンが自分の欲望に忠実に動き始める。
サラの生まれ故郷についてもヒントが出始めて、
いよいよそれぞれ展開していた話がまとまり始めたという感じ。