青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 88
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062559744

作品紹介・あらすじ

他人を操り、その手で最も愛しい人を殺させるという連続強制殺人事件が東京で頻発している。そんなある日、休業中の市羅木探偵事務所にひとりの女性が相談に訪れた。市羅木真音の最愛の弟である不破の元妻・若宮千晶だ。連続強制殺人事件が起きてから、夫の様子がおかしいのだという。複雑に絡み合う過去から逃れるため、愛する者を守るため、天才的犯罪者・槙との最後の闘いが始まった。

感想・レビュー・書評

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  • 電子書籍、シリーズ最終巻。一気に読んだこのシリーズ、どんな結末であったとしても槇の想いは真っ直ぐ真音に向かっていただろうし、真音も槇を想い切ることはできないんだろうなと、彼らの運命になんとも切なく読み終えた… 許されない罪を犯し狂ってると感じる槇だけど「あいしてるあいしてる」と彼の真音への「愛」はとても胸に響く。そして彼らを取り巻く過去、取り巻く人たちの過去も絡まり合って思いもよらない人に驚かされた事件の結末… 心に残るシリーズになったかも。

  • あ~!こういう終わり方なんですね、やっぱり。でも本当どんなけ好きなんだよ!っていう歪んだ槇の心情っていうのすごく伝わってきてすごく切なかったラストでした。 まさかの今回の連続強制殺人事件の黒幕が槇ではなく、ずっと槇を追い続けていた刑事である和久井だったっていうのはビックリな展開で、さすが榎田さんですね。追い続けている3人の刑事の中でもあまり存在感というか他の2人よりも真音との接触も少なかったはずの脇役がまさかの!てな展開ですごく楽しめました。

  • ついに完結。
    今回は間に書かれた誰かはわからない過去の話?とかが、本編とつながった瞬間が面白かった。特に和久井さんには驚いた。結末のことを考えると、槇と真音二人が幸せになるギリギリのラインは、確かにこの結末かなと納得。この巻では真音の妻、恵美について詳しく語られたので、なんだかすっきり。どんな人物だったか気になっていたので。不破の元妻も登場で、過去を清算?してすっきり終わってくれたかと。

  • 2007年10月26日 大図

  • シリーズ完結編。どんな結末を迎えるのだろうと思っていましたが、切なく美しいラストでした。今回も理不尽な犯罪が出てきますが、何故だか槇のことを酷いとか憎いとか思えないのが自分でも不思議です。ただこの結末で良かったと、静かにそう思いました。

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著者プロフィール

榎田尤利(えだ ゆうり)
東京都出身の小説家。 一般小説を書く時は「榎田ユウリ」名義、BL小説を書く時は「榎田尤利」名義と使い分けている。
2000年『夏の塩』でデビュー。榎田尤利名義では「魚住くん」シリーズ、「交渉人」シリーズが代表作。
榎田ユウリ名義では、2007年から始まる「宮廷神官物語」シリーズ、「カブキブ!」シリーズ、「妖琦庵夜話 」シリーズ、「死神」シリーズなどが代表作となる。

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