ユダヤ五〇〇〇年の知恵 聖典タルムード発想の秘密 (講談社+α文庫)

  • 講談社 (1993年9月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784062560085

作品紹介・あらすじ

聖典『タルムード』、それは5000年もの間、ユダヤ人の受難の生活をささえてきた250万語からなる知恵の宝庫である。邦訳すれば「偉大な研究」。
アインシュタイン、フロイト、カール・マルクスなどの天才をはじめ、すべてのユダヤ人は不和、争い、苦悩、迷いに直面したとき、必ず『タルムード』で解決してきた。本書はユダヤ人の発想を学びとれると同時に、日本人の生活にも新たな角度から生きていく知恵を与えてくれる。

みんなの感想まとめ

多様な知恵が詰まった本書は、ユダヤ人の思考や生活哲学を通じて、現代人にとっても有益な教訓を提供します。ユダヤ人特有の現実主義や教育重視の姿勢、他者への柔軟な接し方は、日常生活においても実践できるヒント...

感想・レビュー・書評

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  • ユダヤ人の考え方の一端が見えました。
    例えば、
    ・盗人を罰するよりもお金を回収することに関心を向ける現実主義の面
    ・とにかく勉強し、教育を重視する勤勉な精神
    ・その一方、非ユダヤ人に無理に思想を押し付けない柔軟さ
    ・現代の心理学にも通じる人間関係の知恵

    生きる知恵として、非ユダヤ人ながら参考にできる部分が多々あるように思います。

  • タルムードにどんなことが書いてあるかわかる。
    ただし長い。

  • タルムードの入門書として読む。
    あらためて感じるのはユダヤ人の特異性。こんな謎解き毎日勉強しているなんて!

  • 新約聖書の元の元はここかも?です。
    日常生活で必要な語録が詰まっています。
    本の初心者や低学年におすすめです。
    速いうちに本に触れる事はとても大切です。
    高校生に初めてこの本に出会い衝撃を覚えました。
    ベスト書物の一つです。
    新約聖書と組み合わせると効果倍増です。

    サンプル語録
    「自分で自分のためにやらなければ、誰があなたのためにやってくれるのか。」

    「あなたが知識を増やさないということは、実は知識を減らしていることになる。」

    こんなのが一杯載ってます。

    是非、若者全員に読んで欲しいです。

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  • 【要約】


    【ノート】

  • もっともっと勉強しなくては...

  • 聖典『タルムード』、それは5000年もの間、ユダヤ人の受難の生活をささえてきた250万語からなる知恵の宝庫である。邦訳すれば「偉大な研究」。
    アインシュタイン、フロイト、カール・マルクスなどの天才をはじめ、すべてのユダヤ人は不和、争い、苦悩、迷いに直面したとき、必ず『タルムード』で解決してきた。本書はユダヤ人の発想を学びとれると同時に、日本人の生活にも新たな角度から生きていく知恵を与えてくれる。

  • 中庸と節度を重んじるユダヤ人
    だけど他民族からはうとまれるユダヤ人

  • いい事書いてる。
    でもすぐ忘れちゃう

  • M.ラビ・トケイヤー (著), 加瀬 英明 (翻訳)
    聖典『タルムード』、それは5000年もの間、ユダヤ人の受難の生活をささえてきた250万語からなる知恵の宝庫である。邦訳すれば「偉大な研究」。
    アインシュタイン、フロイト、カール・マルクスなどの天才をはじめ、すべてのユダヤ人は不和、争い、苦悩、迷いに直面したとき、必ず『タルムード』で解決してきた。本書はユダヤ人の発想を学びとれると同時に、日本人の生活にも新たな角度から生きていく知恵を与えてくれる。

  • ユダヤ社会におけるラビの重要性は初めて知った。
    タルムードの判断基準は明確なものが多い。その明確な判断に対しての人々の人間味あふれる反応は興味深い。

  • ユダヤ民族を長年支えてきた生活規範「タルムード」を紹介。
    「悪の衝動の最初は非常に甘い。しかし、終わったときは非常ににがい。」などの倫理的な教えも、現実的な処世術も、多角的な見方も教える珠玉の箴言集。まとめると『知恵つなぐ この書はある意味 ユダヤの血(知)』といったところでしょうか?

  • 「ユダヤの伝統のもとで育たなかった人が、ユダヤ文化を理解してユダヤ化した場合は、本当のユダヤ人よりも尊敬される。
    タルムードでは、世界の人たちはどのような信仰を持っていても、よい人はみな救われるのだから、とくにユダヤ化を一生懸命しようとは思わないと書いてある」

    「子供は幼いときはきびしく叱り、大きくなったら叱るな」

    「お金を貸してくれた人間に対して、堪忍袋の緒を切る人はいない」

    「医者の忠告を聞いていれば、医者に金を払う必要はない」

    「世の中に度を越すといけないものが八つある。旅行。ガールフレンド。富。仕事。酒。睡眠。薬。香料」

    「あなたの舌に『私にはわからない」ということばを一生懸命教えなさい」

    「たとえ自分が物を盗まなかったとしても、盗むという行為が行われていることに対して、神にわびなければならない。それは自分の慈善が足りなかったから、誰かほかの人が盗んだのである」

    「ユダヤ人は僧院や妻帯しない僧の存在を信じなかった。人間は自然に生きるのがいちばんいいと考えた(中略)妻を持たないユダヤ人は喜びがなく、神から祝福がなく、善行も積めない。男は十八歳になったら結婚することがもっとも正しいとされている」

    「あらゆるものを売っても娘を学者にとつがせること、または学者の娘をもらうために家のすべての財産を失ってもよい」

    「いろいろな人たちがいろいろ違う関係を持ってきた場合、あなたが正しいとか、あなたは間違っているとか、決めつけて裁いてはならない。それはいたずらにマサツを多くするだけである。この際重要なことは、両者の熱戦状態を冷やすことであるはずだ。
    両者の言い分を認めることによって相手は冷静になり、徐々に和解していくことがある。だから、この種のトラブルには、まずどんな意見でも相手の言い分を認めることが必要なのである」

    「日の出とともに起き、まず手を洗って、食事までの間に三〇分くらい祈祷を唱えなければならない。(中略)再び手を洗い、また食前の短い祈りをする。そして食べる。もし友人や家族とともに食事をするときは、必ずタルムードについての話題を選ばなければならない。そして食後また祈るが、そのときに友人やほかの者がいれば、一緒に声を合わせて祈る。そして仕事に出かける。
    午後は正午から日没までの間、大体五分くらいの短い祈りを唱えなければならない。
    そして、夜は近くのアカデミーに行って勉強する。というのはユダヤ人は一日のうちいつかは時間を探して勉強にさかなければならないからである」


    「ある非常にすぐれた一人のラビ(ユダヤ僧)がいた。彼はみなに崇拝され、(中略)弟子からも、もちろん愛されていた。
    八〇歳をすぎたある日、彼の肉体に突然衰えが見えて、急に年をとってしまった。もちろん彼もそれに気づき、自分に死期が近づいたことを悟った。高弟がまくら元に集まったとき、彼は泣き始めた。
    弟子は、(中略)『あなたは勉強することを忘れた日が一日でもあったのっですか。うっかり教えなかった日が一日でもあったのですが。慈善を施さなかった日が一日でもあったのですか。(中略)あなたが泣くような理由は何もないはずです』と言った。

    するとラビは、『だからこそ私は泣いているのだ。自分に、(中略)おまえは正しい行いをしてきたかと尋ねたら、全部『はい』と言える。しかい、あなたは一般の人間生活に参加したかどうかと聞かれたら、『ノーとしか言えない。だから私は泣いているのだ』」

    「慈善にお金を使えば使うほど、お金はまたあなたのほうに戻ってくる」

    「ある男が隣の家の女房と一度浮気をしてみたいと願っていた。ある晩、ついに性的な関係を持つことに成功した夢を見た。タルムードによれば、それは吉兆である。
    なぜなら、夢は一つの願望のあらわれであり、本当に関係したなら、夢を見るはずはない。それだけ自分を抑制している証拠で、それはたいへんよいことである」

    「お金や物を与えるよりも貸したほうがよい。もらえば、もらったほうは与えた者より下にいなければならないが、貸し借りならば、対等でいられる」

    「商人のしてはならないこと。
    1.誇大宣伝をすること
    2.値をつり上げるために貯蔵すること
    3.計量をごまかすこと」

    「死刑の判決を下される場合、裁判所で判事が全員一致した場合は無効である。というのは、裁判については常に二つの見方があって、一方の意見しかそこにあらわれないということは、公正な裁判ではないという考えがある。死刑という極刑を決めるときだけは、全員が一致したら死刑にならないという定めがあった」

  • 追われた民族の生きるための苦労の結晶。 ユダヤ教の聖典タルムードの発想についての様々な説話を紹介する本。
    タルムードは日本語で「偉大な研究」という意味で、多くのユダヤ学者が長い時間を掛けて集めたあらゆる情報の貯水池とも言える本です。法や歴史、人物、人生の意義など多くの分野に渡って記述があり、ユダヤ人の生活の規範となっています。
    その中から、ちょっと痛い箴言を。
    ●自分の肩書きを人に教えようとする人間は、すでに自分の人格を傷つけている。
    ●忍耐力のない人は教師になれない。
    ●自分で自分のためにやらなければ、誰があなたのためにやってくれるか。
    ●正しい者は自分の欲望をコントロールするが、正しくない者は、欲望にコントロールされる。

  • 一度は読むべき

    人生成功の秘訣がわかる

  • ユダヤ5000年の歴史は甘くない!と思います。
    世界的には歴史がある方だと言われる日本でさえ彼らから見ればまだ新米国家なワケです。
    あぁ、なるほど!いわれて見ればそうだな。と思うことが満載。
    全体的に寓話感覚で読めるから楽しいし。

    西洋思想を語る上では外せない、ユダヤ人の思想に触れてみる本としてはなかなか貴重だと思います。
    キリスト教の教えと比較してみるのも面白いかも。
    似ていたり、全く違ったりする。

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著者プロフィール

外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。公益社団法人隊友会理事、東京国際大学特任教授。著書に『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(ともに祥伝社新書)、『昭和天皇の苦闘 巡幸と新憲法』(勉誠出版)『「美し国」日本の底力』(共著、ビジネス社)など、多数。1936年、東京生まれ。

「2022年 『日本と台湾 なぜ、両国は運命共同体なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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