- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062560740
作品紹介・あらすじ
社訓から「寅さん」まで、中国の聖人孔子と彼の言行録である『論語』は、日本人の日常生活の中に深く融けこんでいる。2500年の時空を超えて語りかける孔子の人間像とその不滅の思想の魅力をマンガでわかりやすく構成。「孔子の一生」「孔子の弟子」「論語」の3部構成で描く面白しくてためになる孔子入門書。数十ヵ国で翻訳されている世界的ベストセラー。
感想・レビュー・書評
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孔子といえばほとんどの方が知っていると思います。孔子には日頃から興味があり、父からの勧めで分かりやすそうだったので読みました!
これまで孔子は正義感が強い人に感じていたのですが、この本を読むと傲慢だったという見方もできるのかなと思いました。
子曰く「吾れ未だ剛者を見ず」のところで、弟子の申棖を「あいつはダメダメ。欲や権力を欲しがっているから」と言っています。人を否定的に言っていたので、差別的な思想を持っているのかと思いました。
なので、孔子は人を救う気持ちや敬う気持ちがあったかも知れませんが、そこは見習うべきではないなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
論語入門の方にオススメできるなと感じました。漫画なので、論語の抽象的な内容も分かりやすく読むことができると思います。
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有名な言葉がちらほら。
論語の導入にちょうど良い。 -
儒学は徳川家康が、国を統治するために使った教えだが、武士とかの価値観ってこれに合致しないだろうか。そして、今の日本でも受け入れられてる考えではないだろうか。そんなことを楽に知ることができる本。
詳細は下記。
https://note.com/t06901ky/n/ne8f6fed94f3d -
孔子の思想 20200223
・君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
君子はその言のその行いに過ぐるを恥ず。
→安請け合いはしないが、言った以上の結果をだす。
・直なるかな史魚、邦道にあれば矢の如く、邦道なきも矢の如し。キョ伯玉の生き方は君子だった。国が治っている時は世に出て活躍したが国が乱れると才能を隠してさっさと引退した。
※史魚は真っ直ぐな人物で、国が治っている時は矢のようにひたすら仕え、国が乱れた時も矢のようにずばずば苦言を呈した。
→メモ。正直よく分からなかった。君子たるもの乱世で人が困っている時こそ世に出ないといけないのでは?と思った。史魚は死に際して「債務が全うできなかったのだから、死体はうち捨てておけ」と遺言したという。
・過ちて改めざる、これを過ちという。
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【要約】
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【ノート】
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われ日にわが身を三省す
友人の相談事をいい加減に聞き流すことはなかったか
友人のつきあいで不誠実ではなかったか
先生から教わったことをきちんと復習したか
読書
自分の実力不足を嘆け
自分に価値がないことを嘆け
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社訓から「寅さん」まで、中国の聖人孔子と彼の言行録である『論語』は、日本人の日常生活の中に深く融けこんでいる。2500年の時空を超えて語りかける孔子の人間像とその不滅の思想の魅力をマンガでわかりやすく構成。
「孔子の一生」「孔子の弟子」「論語」の3部構成で描く面白くてためになる孔子入門書。数10ヵ国で翻訳されているベストセラー!! -
漫画であるため、内容は少ないですが、孔子の考えや大切にしていた事を知るのには、分かりやすくていい本だと思いました。
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蔡志忠さんという漫画家の絵は、何かクセになる気がする。
以前このシリーズの漢詩のものを読んだので、つい、これも、となってしまった。
マンガなので、どうしても紹介される内容は少なくなる。
それが残念だけれど、しかたのないこと。
それでも、とにかく孔子の思想に触れてみたいという人にはいい本だと思う。
「これを知るを知るとなし、知らざるを知らざると為す、これ知るなり」なんて言葉にも、久しぶりに出会った。
子どもの頃は何とも思っていなかった(物を知らないのが当たり前だから)が、今になって読むと、難しいことだな、と思い当たる。