にっぽんラーメン物語 (講談社+アルファ文庫 E 6-2)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062563024

感想・レビュー・書評

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  • 12月8日読了。日本のラーメン創生期の時代と、そこで活躍した店/店主について記述する本。日本のラーメンは横浜の中華街(地元民は愛着を込めて「南京街」と呼ぶそうな)の「来々軒」に始まったということか。「豚の脂」が味のベースとなっており当時の日本人には受け入れがたかった中華料理が日本人好みの「ラーメン」に変化していくわけだが、それは自然にそうなったわけではなく味にうるさい顧客と、店主のたゆまぬ努力があったということか。「南京そば」「支那そば」「チャンコロそば」「中華そば」「ラーメン」などの名称の変化も興味深い。・・・読んでラーメンが食べたくなるような本ではなかったが。

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著者プロフィール

1933-2005。東京都生まれ。昭和女子大学短期大学部国文学科卒業後、國學院大学文学部卒業。くらしき作陽大学食文化学部教授を務めた。専門は食文化史。主な著書に『水戸黄門の食卓』(中公新書)、『グルマン福沢諭吉の食卓』(中公文庫)、『近代日本食文化年表』(雄山閣)、『カレーライスの誕生』(講談社学術文庫)などがある。

「2017年 『にっぽん洋食物語大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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