- Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062563628
感想・レビュー・書評
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吉田を倒したのは鳩山じゃなくて、三木の執念なのねん
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表紙は鳩山一郎だが、2巻の真の主人公は「じいさん」三木武吉。
三木の吉田打倒・鳩山内閣成立に賭ける執念と、政治家間の権謀術数が面白い。 -
三木武吉がカッコイイ。
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第2次大戦の敗戦によって、GHQの日本占領が始まる。多くの政治家が公職追放され、昭和21年5月、吉田茂が総理大臣に就任、新たな国家体制がスタートする。それは、以後脈々と続く吉田学校の始まり。
戸川猪佐武のベストセラー『小説吉田学校』を、劇画界の巨匠さいとう・たかをが描いた戦後日本史全10巻。
戦後首相の系譜に沿って(吉田茂 -片山哲-芦田均-吉田茂-鳩山一郎-石橋湛山-岸信介-池田勇人-佐藤栄作-田中角栄-三木武夫-福田赳夫-大平正芳-鈴木善幸-中曽根康弘まで)、その人間模様や政治手腕・駆け引きなどが、赤裸々に描かれている。
戦後史を概略的に掴む上で、中学生・高校生そして大学生にもお奨めのシリーズ。 -
鳩山一郎の悲運
帯表
熱き戦後日本史全10巻!!
大ベストセラーを劇画化!!
帯背
大ベストセラーを完全劇画化!! -
日本の歴史をマンガで描いたものっていうのは、石ノ森章太郎のものを始めいっぱいあります。自国の歴史を質の高いマンガで味わえるという点で日本ほど恵まれている国はあるんでしょうか。このシリーズは、ゴルゴ13の作者の画による、戸川猪佐武『小説吉田学校』を基に戦後の総理大臣を描いたもので、この第2巻は鳩山一郎となっているけど、実際は三木武吉と吉田茂を中心としたもの。三木武吉は鳩山一郎こそ総理の器であると信じ闘うわけですが、鳩山がどうも間が抜けたように描かれていて、黒子に徹する三木の気持ちがよく分からなかった。それなんて儒教?みたいな。器なんてものは本当にあるんだろうか。三国志で、劉備は大器成す人物と見なされて有能な臣下が集まってくるのですが、本当のことを言えばあれも僕にはよくわからないんですよね。
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第二巻はサンフランシスコ講和会議から吉田茂と鳩山一郎の激突を描いています。悲運の宰相・鳩山一郎を支える老将・三木武吉の奮闘によって鳩山が内閣総理大臣のイスを得るまでを描きます。
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三木武吉vs吉田茂
三木武吉の暗躍は見所。
4062563622 535p 1999・7・20 1刷 -
このシリーズ、面白いです。日本の戦後政治を概観できます。第10巻中曽根康弘で終わっているので、その後も気になるところ。