ローラ、叫んでごらん―フライパンで焼かれた少女の物語 (講談社プラスアルファ文庫)

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本棚登録 : 164
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062564113

感想・レビュー・書評

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  • 悲しい。でも希望を持つことができる本。
    外国の、それもシスターという世間一般からは少しはずれた、遠い国のお話、というような感覚で読んでしまいそうな本ですが、
    個人的に、職場の環境とかなり近いものがあり、共感の連続でした(カトリック系の養護施設で働いています)。
    この本の中のようなことが、現実で、日本で起きているということ。少しでも知ってもらえればなと思いました。
    また、文中の筆者やシスターのように、子どものために尽力しようと決意を新たにするきっかけにもなりました。

  • フライパンで焼かれた児童虐待の話を他でも読んだことあるような気がするんだけど、これでは無いらしい。

    宗教と密接に絡んだ救済や赦しの物語だと思った。あんまり精神科医的なものは感じなかった。

  • 知ろうとしなければ知りえないことだらけだ。

  • タイトルの通りの本
    世の中には色んな境遇の人がいるけど、立ち直れるってのは本当にすごいと思う

  • …ちょっと解釈は主観的過ぎな感じが。


    でもローラの為にしてあげた事やその意味はよくわかるな(>_<)

  • 幼児教育専攻してた学生の時に授業で紹介された本。タイトルからして印象的でよんでみることにしたんだけど児童虐待についてものすごく考えさせられたなあ。
    心を病んだ親に虐待され、挙句フライパンでやかれ、感情や言葉、人間らしさといえるもののほとんどをどこか奥底にとじこめてしまったローラ。そのローラがめぐりあった人たちのはかりきれないくらいのあったかい優しい愛情によって、心を開いて、人間らしさ、希望を見出していくんだけどねもうね・・・なんていっていいかわからん!興味ないとかいわずにたまにはこういうの読んでみよか。

  • 作者のダンブロジオと神に仕えるシスター達の人間性に触れながら、ローラが少しずつ少女らしさを取り戻してゆく過程が詳細に描かれており、事実に裏打ちされた壮絶なストーリーの展開が読者の心を揺さぶる。ひとりの少女をフライパンで焼くという非人間的所業に立ち向かう人達の人間力が、この物語を深く厚みのある作品に仕上げている。とにかく衝撃の冒頭から感動のクライマックスまで一気に涙、涙のうちに読み終えてしまった。

  • ・「両親にフライパンで焼かれた」という店に衝撃を受け好奇心を刺激されて古本で手に取る。言葉を喋れず鼻水を垂らすだけだったローラの成長と周囲の人達の善意の記録であり、まさに人間誠意の記録。一気に読んだ。
    ・著者のダンブロジオ自信も障害者学級から誠意ある教師に救い出されていたという点が象徴的で、読んでいる最中に何度も頭を過ぎった。

  • ローラの自伝ではなく、精神科医から目線で書かれた本です。
    ローラが1歳の時、泣き声がうるさいとの理由から生きたままフライパンで焼かれました・・・。

    生きる、生きていく、人間って・・・考えさせれられます。

  • 再読日:2012年1月2日-4日
    精神を病んだ両親からフライパンで丸焦げにされた赤ん坊ローラ。
    大学時代にtitleと表紙の雰囲気に惹かれて購入しました。
    今回読んで印象的だったのは、
    ローラを献身的に支えていたSisterと精神科医です。
    大学時代に読んだ時はローラの境遇と痛ましい姿が強烈だっただけに、
    今回は支えた人達が印象強かったです。

    特にSisterマーガレットとポーレット、クランシー夫人。
    一番の問題は子を顧みない両親にあるのですが、
    彼女達が居るからこそ、子供達が過ごせるんだと感じました。
    Sisterや施設の子達皆がローラを全力で支えている姿に感銘しました。
    「隣人を愛しなさい」等、キリスト教聖書の数節が所々頭に浮かびました。

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