小三治名席 (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062564243

感想・レビュー・書評

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  • たまたま小三治さんの粗忽長屋をテレビで見た日に、期せずして図書館で出会った一冊。
    寄席なんか行く機会のない地方住まいにとって、落語ってなかなか聞く機会がないんだよね。確かに、テレビはあるけど、テレビ向けのしか放送されてないだろうし、テレビの前だとつい、チャンネル変えたり他のことしたりしちゃう。
    ここに収録されている話は、有名どころなんだろうけど、残念ながら私が知っているのは、半分もなかったかも⁇
    そして、吉原の話やなんか、今じゃあんまり聞けないのも多いかもな…と。

    ちょうどこれ読んでる時、ちょろっと噂に聞いたのが、今話題の映画『万引き家族』が、落語のいくつかの話がモチーフになってるということ。題目聞いて、これに載ってるのとは違う話みたいだったけど、ふと思ったのが、現代人はもっと落語を聞いた方がいいんじゃないかってこと。
    はっきり言って、落語の登場人物って言ったら、馬鹿だったり、小ずるかったり…、欠点ばかりの人間も多い。バカだなあと言いながら、こうすると上手くいくというヒントも含まれてる。なにより、世の中にはこんなにいろんな人がいるんだ…という典型というか…。
    もう少し、こういう話聞いてたら、もっと寛容な世の中なんじゃないかなぁ…

    そういえば、齋藤孝さんの「教養とは語彙力である」だったかな?あれで落語の本を勧めてあったと思うんだけど、この本だったっけ?
    ふりがな振ってあるから、場所が許せば、音読してみるのも楽しいかと思う。

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著者プロフィール

噺家。本名・郡山剛蔵。1939年、東京生まれ。1959年、五代目柳家小さんに入門して、前座名・小たけ。初高座は『道具屋』。'63年、さん治で二ツ目、'69年、真打ち昇進、十代目柳家小三治を襲名。2010年に、落語協会会長に就任。1981年、芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞、2005年、紫綬褒章受章、他。『百川』『小言念仏』『野ざらし』等、数多くの得意ネタを持つ。DVDブック『落語研究会 柳家小三治全集』他、CD、DVD多数。著書に、『柳家小三治の落語1~3』『ま・く・ら』『落語家論』他。

「2013年 『落語研究会 柳家小三治大全 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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