とらわれる生き方、あるがままの生き方 (講談社+アルファ文庫 F 8-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062564830

作品紹介・あらすじ

現代は神経症の時代である。神経症の本態である「とらわれ」の心理とは、どういうものだろう。本書は視線恐怖、不潔恐怖、尖端恐怖、確認癖、自己臭恐怖、対人恐怖、不安恐怖…ほか具体的症例を多数収録し、著者がアドバイス。「思い込み」と「とらわれ」の生き方から脱却したい、無理をせず自然体で生きたい、つまらないこと・下らないことにとらわれず有意義なことにエネルギーを使いたいと悩んでいる人必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の森田療法に関する話、及び森田先生に関する話には共感したし、納得できた。
    しかし、中盤以降の、症例に対する筆者の回答には、患者を馬鹿にしたような表現が多く、全く共感できなかった。
    うまく表現できないんですが、ある種の「臭さ」を感じました。
    上から目線、エリート意識……なんかそんな意識にまみれた感じ。

    今の自分をダメだダメだって否定するんじゃなくて、その苦しみや悲しみを自分自身で受容することから始めないと、根本的な解決にはならないと思うんだけどなー

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著者プロフィール

1930年高知県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。1966年より1年間、南カリフォルニア大学精神科招聘教授、ロサンゼルス自殺予防センター特別招聘研究員を務める。東京慈恵会医科大学教授を経て、浜松医科大学教授、同大名誉教授となる。
森田療法の権威。

「2005年 『精神科医の綴る幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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