騒音文化論: なぜ日本の街はこんなにうるさいのか (講談社+アルファ文庫 B 33-1)
- 講談社 (2001年4月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062565110
感想・レビュー・書評
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「うるさい日本の私」以来、
やはり
中嶋義道さんの発言には
耳を傾けてしまう
「文化騒音」
全く言いえて妙である
あれも
これも
それも
いったいこの国は
どうなってしまっているのだ
そう感じている人は
間違いなく いる
悪戦苦闘している人は
間違いなく いる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中島義道の抗議は理詰めで徹底している、てのは、いろいろ資料を用意してしかるところに提出しているってことなんだけど、本書の総ページ343のうち、60が資料集だからね。当人が苛まれていることに、どれだけ熱意を?もって研究しているかがよくわかるのですが、その結果生まれた「日本人のからだ」という表現はユニークだね。この言葉がタイトルの「文化論」を形成していくわけですが。以前ウクライナ人にインタビューしたとき「日本は駅や街で情報・騒音が多すぎだろ」と言われたことがありますが、日本人がウクライナ行って「静かだね」と言わないような気もしていて、やはり著者の指摘は的確なのか、といま思ったところ。
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