プロレス至近距離の真実: レフェリーだけが知っている表と裏 (講談社+アルファ文庫 G 72-1)
- 講談社 (2002年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062566148
感想・レビュー・書評
-
全力でおススメ
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元新日本プロレスのレフェリーの経験をもとに、
広く世間に知られたタイガー・ジェット・シンや
アンドレ・ザ・ジャイアントなど、
有名レスラーたちの素顔や意外な一面、
そして著者自身の経験談が書き連ねられている。
それにしてもだ、
「プロレスには『表』と『裏』があって、
『裏』ルールは絶対に破ってはいけない」
と、この著書で強く主張しておきながら、
3年後に自分でその「裏」ルールを破ってしまうことになるとは。
彼に一体何があったのだろう、とつい考えてしまうのは
自分がプロレス脳だからなのかもしれない。 -
ブックオフで購入。面白い。
-
潰し合いや脳天落下乱発、凱旋帰国してからの前田選手に感じていた違和感を著者と共有出来た。プロレスにしても現在の相撲にしても目先の勝星を得る事にこだわると途端につまらなくなり、そして強さも痛みも伝わらないでしょう。相撲では外国人の大量参入でかただ勝つ事にこだわる傾向が強く、すぐ変化、引きの取り組み連発で力が入るがっぷり相撲はほとんどお目にかかれない。プロレスもUの頃から本当のプロと言うものを考えさせられました。あの当時のナンバーなどで天龍選手が語っていた「ドロップキックは華なんだよ。否定して欲しく無い」とか馬場観などは興味深いものでした。この本での木村先生、坂口選手、長州選手、藤波選手、ルスカ選手に関する裏話は大変面白かったです。
-
プロレス好きじゃないと、全然おもしろくないと思うんだけど、アタシはおもしろかったなー。文章もいいかげんでおもしろい。プロレスまわりの人って感じ(笑)。昔のプロレスはよかったよねぇ、としみじみ思う本。
-
「流血の魔術 最強の演技〜すべてのプロレスはショーである〜」を読むために、まずその前のこの本を読んだ。
主にレフェリーの仕事の大切さと大変さ
外国人係を兼ねていたのでその中での外国人とのエピソードなど。
タイガー・ジェット・シンやアンドレ・ザ・ジャイアントなど
有名な外国人レスラーのイメージとは違う意外なエピソードが楽しい。
全体的に核心を避けて書いているものの
それらを暗示するような書き方ではある。