日本語擬態語辞典 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 200
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062568531

作品紹介・あらすじ

英語人と日本語人に贈る感覚言葉のすすめ
感覚や気持ちをストレートに表現できる、擬態語の世界を遊んじゃおう! 和文英文併記のおもしろイラスト辞典!!

「くるくる」と「ぐるぐる」はどう違う? じゃあ「ぺらぺら」と「へらへら」と「べらべら」は? 擬態語は、歌舞伎や茶道、てんぷらよりも、日本が世界に誇るべき文化。なんたって欧米語の3~5倍もあるのだから。その擬態語を、日本にぶらっとやって来た外国人のために、自称「もやもや、ごちゃごちゃ、うろうろの専門家」、五味太郎氏が絵と英語で解説。擬態語の真の姿が一目瞭然! いやぁ~日本語っておもしろい。言葉に無頓着な日本人にこそおすすめ!

感想・レビュー・書評

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  • 生まれてからずっと使っている日本語の擬態語を、「そうそう!」「なるほど!」と大納得の説明に、五味太郎さんの思わず笑顔のイラストに、英訳まで付いています。何処から開いても楽しい!

  • これは、絵がいい。けれど、かつて日本語を教えていた経験からすると、英語人にはわけのわからない絵も入っていると思った。

    例えば、うじうじの図。これ、日本人なら、男の人がプロポーズしたいのに言い出せないとかって図になるんだろうけど、かつての生徒達はほぼ全滅でわからないと思う。うずうずの図は、ハンドバッグの口が開いているのを横目でみているおじさんの図なんだが、まずハンドバッグの口が開いているというのに気がつかない人が多い。

    こういうのを見るたびに、日本人の絵の解読能力は非常に優れていると思う。最近の漫画・アニメブームで欧米人も私が日本語を教えていた頃よりは上達したのかもしれないけれど…。

  • 日本語擬態語辞典 (講談社+α文庫)

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  • 酩酊読書用に購入。

    懐かしい五味太郎のイラスト。

    ピックアップされているのは、わりとよく使う擬態語ばかりだけど、イラストとともに、一頁一語という構成のおかげで、一語一語が新鮮に飛び込んでくる感覚。

    小さいころ、絵本『きいろいのはちょうちょ』を母親に読んでもらい、きいろいのは…のたびにワクワクして、自分でも何度もページをめくった記憶がある。

    英文での説明も添えてあるから、ちょっと知的。

  • (推薦者コメント)
    オノマトペを辞書の体裁で解説した書。英語での説明が一緒に並んでおり面白い。

  • 意外と擬態語の雰囲気を伝えるのは難しいので、これは便利。
    それに何と言ってもこの本はConversation pieceとして最適。日本語や日本文化に興味がある外国人と接する機会があるなら、家に一冊あっていいと思う。

  • 五味太郎さんの素敵なイラストと英語と日本語で説明がされているので、擬態語の意味がより分かりやすく、楽しみながら読める本。
    文庫本なので手軽にみれます。

    イラストに色を付けたくなります。

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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