食肉の帝王 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 298
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062568906

作品紹介・あらすじ

"最後のフィクサー"浅田満-自民党のドンから山口組五代目、さらには宝塚スター、元横綱・北勝海に元阪神監督・星野仙一まで…その"威光"は、広く日本社会に浸透している。同和と暴力を背景に、途方もなく肥え太った男の半生を赤裸々に綴った衝撃作!!政・官・財・暴を手玉に取った「食肉業界のドン」が、狂牛病騒動に乗じてわれわれ国民の"血税"を貪り喰らう様を暴く。

感想・レビュー・書評

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  • 十勝に来たからには読まねばシリーズ。
    十勝の地域の話のみならず、牛肉流通の歴史まで含めて勉強になった。そして何より、いわゆる「同和」についても理解が深まった。
    ここまで個人に焦点を当てて徹底的に物事を追求するのは、並大抵のことではない。浅田満の糾弾に終始するのではなく、官僚や関係団体の怠慢を同じくらい糾弾しており、公平な目線に立った本なんだなと大変交換が持てました。
    にしても、浅田満はまだ生きてるんだよな……どこで何をしてるか気になる……

  • 講談社ノンフィクション賞

  • 108

  • 長者番付に登場しないミリオネア…。

  • ハンナン、全然知らなかった。

  • 2017.08.07

  • ハンナングループを取り仕切っていた「食肉の帝王」・浅田満を軸に、日本社会の暗部に切り込んだノンフィクション。

    同和と暴力団という、我が国のタブーである勢力を背景に、巨万の富を築いた浅田の手腕が描かれる。
    また、浅田と癒着していた政界や官僚の不公正・不正義も暴いていく。

    BSE問題に乗じた食肉偽装事件の実態にも迫る。同事件は、本書出版時点では第1審継続中であったようだが、その後上訴審で争われ続け、昨年(2015年)、ようやく最高裁で決着が着いた(詐欺や補助金適正化法違反で実刑となるも、証拠隠滅教唆では証拠不十分として無罪)。

    浅田満という男の実像は、本書を通読してもなお判然としないところがあるが、少なくともある種の強烈なカリスマ性を持っていたことはうかがわれる。

    危険と隣り合わせの中での念入りな取材により、徹底して事実を追いかけた力作。
    社会の「裏側」を知ることができる貴重な作品である。

  • ビールも飲まないなら栓をポンポンと開けることを嫌がるなど徹底した合理主義で
    芸能人との関係をアクセサリーのように見せびらかす社長とは違い、切り捨てる人は切り捨てる面も。


    中部国際空港が山口組の直参vs地盤組で揉めたとか関西空港は地盤が緩んで毎年7cm沈下し続けているのに工事を押し切ったとか。

    食肉だけに飽き足らない日本が見えてきて面白かった。

  • BSE騒動のときに取り沙汰された「ハンナン」。
    そのハンナンを取り仕切っている男について。

  • 講談社ノンフィクション賞受賞
    金丸信から星野仙一まで政・官・財・暴を操る!
    食肉店の奉公人から身を起こし、同和と暴力の威光で日本を“裏支配”した食肉業界のドンがこの1冊を機に逮捕!!

    “最後のフィクサー”浅田満――自民党のドンから山口組5代目、さらには宝塚スター、元横綱・北勝海に元阪神監督・星野仙一まで……その“威光”は、広く日本社会に浸透している。同和と暴力を背景に、途方もなく肥え太った男の半生を赤裸々に綴った衝撃作!!政・官・財・暴を手玉に取った「食肉業界のドン」が、狂牛病騒動に乗じてわれわれ国民の“血税”を貪(むさぼ)り喰らう様を暴く!

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書には『暴力団』(新潮新書)、『血と抗争 山口組三代目』『山口組四代目 荒らぶる獅子』『武闘派 三代目山口組若頭』『ドキュメント 五代目山口組』『山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント2008~2015』などの山口組ドキュメントシリーズ、『食肉の帝王』(以上、講談社+α文庫)、『詐欺の帝王』(文春新書)、『パチンコ30兆円の闇』などがある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

「2018年 『山口組三国志 織田絆誠という男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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