マンガ幾何入門―頭脳が楽しく鍛えられる (ブルーバックス)

  • 講談社
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本棚登録 : 86
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062571418

作品紹介・あらすじ

本書は、「幾何=論証」という旧来の思い込みから脱して、ヒラメキ豊かな、柔軟で創造的な思考力を養うのにもってこいの幾何の神髄を味わってもらうための書です。ユークリッドやピタゴラス以来、幾何がどのように発展してきたかという流れや、エピソードなどもあわせて読み進むことによって、幾何の楽しさと考え方の本質がいつのまにか感得できます。

感想・レビュー・書評

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  • マンガ○○入門の中では格段にやさしい。特別の知識は全く不要である。
     図と証明の一致がもっと分かりやすく図示されていれば問題はないのだが。

  • 幾何学の歴史をマンガ形式で説明。あまり一般的な内容ではないし、哲学史の素養がないと簡単には理解できないかもしれない。

  • 幾何学の歴史が学べそうな本。内容はなかなか良い。マンガの質はなかなかひどい。読み進めるうちに慣れてきて何とか読み終えた。

  • 目に付いた数学の専門書を何の気なしに手にとって読んでみると数学体系の洗練さに重きを置いて書かれているためか、なぜそのような定義をするのか、どういう意図で論理を展開しているのかさっぱり分からない。(わたしの能力によるところが多分にある)論理の正確さ・美しさは読者に対してのわかりやすさを引き換えに成立しているのではないか。
    そんな中で、本書は漫画という形をとりながら、幾何の歴史を遡り現代数学つなげていくという点で本当の意味で初心者向きの数学書であると感じた。

  • 【推薦文】
    幾何学をマンガを通して解説している本です。幾何を基礎的な内容から解説しているので、大学数学に疲れてしまった人はこれを読んで初心に戻ってみるのもいいかもしれないです。
    (推薦者:高分子工学科 B2)

    【配架場所】
    大岡山: B1F-文庫・新書 408/B/1141

  • 面白いのに、マンガのキャラの悪ふざけが足を引っ張っている。そこが残念。

  • 幾何を中心とした数学史を漫画で楽しく知ることができた。
    後半の付録では幾何に関する証明も記載されているのでより深く理解できた。

  • ギャグのセンスはともかくとして、幾何学の思想というか、何たるかを大きくざっととらえるには良い本であったと思います。

  • 卒論のために!!笑

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著者プロフィール

算数が2だったけれど東大大学院を出た数学者!東京大学理学部数学科卒業、同大学院
修士課程修了。
著書に『考える力をつける数学の本』(日本経済新聞社)、『分数ができない大学生』(共著・東洋経済新報社)、『マンガ・微分・積分入門』(講談社ブルーバックス)など。

「2012年 『もっと通勤数学1日1題 和算も』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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