アインシュタインを超える 新版: 宇宙の統一理論を求めて (ブルーバックス 1164)
- 講談社 (1997年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062571647
作品紹介・あらすじ
原子を構成する陽子や電子、そしてクォークさえも極微のひも-「超ひも」からできているという超ひも理論は、アインシュタインの果たせなかった統一場理論を実現する夢の理論とも言われる。いったい極微の世界の理論がどうして広大な宇宙の生成と進化をも語る理論になりうるのだろう?量子力学や相対性理論誕生以来、物理学が追い求めてきた夢を語りながら、超ひも理論が描き出す素粒子から宇宙までの起源と構造、進化を概観する。
感想・レビュー・書評
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10次元宇宙から4次元宇宙が分かれたとき、すべてが始まった!
原子を構成する陽子や電子、そしてクォークさえも極微のひも──「超ひも」からできているという超ひも理論は、アインシュタインの果たせなかった統一場理論を実現する夢の理論とも言われる。いったい極微の世界の理論がどうして広大な宇宙の生成と進化をも語る理論になりうるのだろう?量子力学や相対性理論誕生以来、物理学が追い求めてきた夢を語りながら、超ひも理論が描き出す素粒子から宇宙までの起源と構造、進化を概観する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読中。書かれた時代が古いので、内容の斬新さを求めるよりの臨場感や歴史的な背景を知るには最適な本です。
何より研究者による啓蒙書なので、要約力が高くこれだけの内容を凝縮して要点を分かり易く説明する筆力には脱帽です。 -
超弦理論の入門書で最初に読むのだったらまずはこの本を勧めたい。現場にいた研究者にしかわからない興奮が体験できると思う。